概要
アレクラスト有数の大都市オランを中心にした冒険が、やがて世界の命運に関わる陰謀へとステップアップしていく。
途中、ミッションの報酬(不祥事の口止め料&慰謝料)として現金か魔法のアイテムのどちらか、という選択肢が提示された所、調べてみるとアイテムの価格が現金報酬の10倍の品物であった為、それを貰い、売り払ったことによって赤貧冒険者から成金冒険者になってしまった。
魔法を用いる際に精神点の代用として使える『魔晶石』をカネに飽かせて大量確保・大量消費し、強引に魔法判定を成功させるという戦法が用いられ、ゲームバランスが崩壊しかねない事態を招いた。
またクレバーなプレイングや、経験点が加速度的に高まるオプションルールの採用などで戦力・報酬が激しいインフレを起した。
ついた渾名はバブリー・アドベンチャラーズ、略してバブリーズ。
(なお、この連載の最中に魔晶石に関わるルールが『完全版』刊行とともに大幅に改訂された)
最終的にバブルは城塞1個を手に入れるほどに膨れ上がった。
非常に癖が強く扱いにくく、他の作者では小説に描くのも困難であるらしい。
(山本弘はこの理由でソード・ワールドRPGシアターに寄せられたバブリーズ主人公の原案「子供たちを責めないで」の小説化を渋った)
挿画担当イラストレーターは中村博文。
ただしノベル短編集「バブリーズ・リターン」のみ竹浪秀行が担当。
(非常に不評だった)
物語
キャラクター(PC)
アーチボルト・アーウィン・ウィムジー
フィリス
レジィナ
グイズノー
スイフリー
パラサ・ピルペ・パン
キャラクター(NPC)
クレア・バーンロード
故買屋パイロン
故買屋の娘コリーン
「天をも焦がす」コーラスアス
ブルボン
マック
暗黒魔術師ヴォーゲル
「指し手」ルキアル
幻覚の魔神マリグドライ
上位魔神ザワンゼン