ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
センシティブな作品

バブリーズ

6

なりきんぼうけんしゃ

バブリーズは、ソード・ワールドリプレイ集第三部の冒険者のあだ名。転じて第三部リプレイそのものを指すことがある。

概要

 この作品は、雑誌ドラゴンマガジンにて平成4年より平成7年まで連載され、富士見ドラゴンブックより4巻組として発売された。

 ゲームマスター清松みゆき( グループSNE所属のゲームデザイナー、小説家トンネルズ&トロールズのサポートやソードワールドのシステムデザインなど。不幸男性 )。

 挿画担当イラストレーターは中村博文。ただしノベル短編集「バブリーズ・リターン」のみ竹浪秀行が担当したものの、まったく雰囲気が変わってしまい非常に不評だったといわれている。

 アレクラスト( ソードワールドの舞台世界 )東部の有数の大都市オランを中心にした冒険が、やがて世界の命運に関わる陰謀へとステップアップしていく。

こう呼ばれる所以

 このリプレイの途中まではクレバーなプレイヤーのリプレイというものであったが、第2巻の初頭、第5話においてミッションの報酬( 不祥事の口止め料&慰謝料 )として現金10万ガメル、あるいは魔法のアイテムであるスケープ・ドール( 身代わり人形 )2個のどちらか、という選択肢が提示された。プレイヤーが調べてみるとアイテムの価格が現金の10倍であった。またそれを買い取ってもらえるコネも存在した。そのためアイテムで受け取り即売却したことにより赤貧冒険者から成金冒険者になってしまった。

 また、このゲームにおいて魔法を用いる際に精神点の代用として使える『魔晶石』をカネに飽かせて大量確保・大量消費し、強引に魔法判定を成功させるなど、ルールにて想定されていない戦法などが用いられ、ゲームバランスが崩壊しかねない事態を招いた( だいたいスイフリープレイヤーのせいらしい )。またクレバーなプレイングや、経験点が加速度的に高まるオプションルールの採用、プレイヤーがお金を持っているため、大きな依頼でないと動かなくなったため戦力・報酬が激しいインフレを起してしまった。

 これらのため渾名バブリー・アドベンチャラーズ、略してバブリーズとつけられ、後にリプレイの新装版の際には正式名称となった。

 最終的には彼らのバブルは城塞1個を手に入れ、大陸に存在するドラゴンとのコネを手に入れるほどになった。

 この冒険者は非常に癖が強いゆえに他者には扱いにくく、GMやプレイヤー以外の他の作者では小説などに登場させることが困難であるとされ、当時ソードワールドにかかわっていた山本弘JGC1997内のイベント「西部諸国のつくりかた」においてこの理由でソード・ワールドRPGシアター( ドラゴンマガジン平成8年から平成9年にかけ掲載された「読者から設定等を募り、優秀作品を小説として掲載する」という読者参加企画。富士見ドラゴンブックにて出版された )に寄せられたバブリーズ主人公の原案「子供たちを責めないで」の小説化を渋ったとされ、ゲームの限界とされるレベル10を超える位置にかなり近いにもかかわらず、それを清松みゆきは拒絶しているといわれる。

物語

キャラクター(PC)

アーチボルト・アーウィン・ウィムジー

パラサ・ピルペ・パン

キャラクター(NPC)

故買屋パイロン

故買屋の娘コリーン

「天をも焦がす」コーラスアス

暗黒魔術師ヴォーゲル

「指し手」ルキアル

幻覚の魔神マリグドライ

上位魔神ザワンゼン

余談

 なお、この連載の最中で露呈した魔晶石に関わるルールそのほかルールの穴をついたような戦術ソーサラーが世界設定と異なりセージ技能になかなか手を出せないは『完全版』刊行とともに大幅に改訂され、その穴はふさがれる事となった。ルールの創造者・清松みゆきとワールド作成者の水野良が、ルールの守護者であるGMとルールの破壊者・スイフリーになったと言うべきか……

もっともセージ技能の問題点が露呈したシナリオで登場したレジィナの知り合いに飼われていたは、あまりに大人しすぎて大きな猫と間違えても仕方ない部分はあった。

 

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • ヒロショ3お品書き【TRPGプチ関連も】

    ヒロショ3にH64b「RAINBOW FISH」で参加します。 新刊サンプル→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3272134 A5/12P/100円 「はじめての夜はじめての朝」小説のみ インテ無配に多少の加筆修正と体裁直してます。と 既刊サンプル→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2299165です。 あと同時開催のCityにTRPGぷち「いちたりない」があるそうなので 昔のSW3部バブリーズリプレイパロも少しだけ持って行きます。 ほとんどアーチー×フィリス。 もしもここを見て立ち寄ってくださる方がいらしたらどうぞ。 両方入場無料だそうです。 ただ午前中はお出かけしてるかもしれません。あと通販希望の方はヒロショ後までお待ちください。両方コピーですが後ほど印刷所に出す可能性大です。
  • 涙の予兆

    【バブリーズリターンのネタばれ注意】同タイトルの同人誌収録漫画のネームもどきなSS SW3部(バブリーズ)アーチー←フィリス 2004年とあるな…  ちなみに同人誌は未だ在庫あるとは、げふごふん(ry
  • プリシス行きの話

    今更ソードワールドってどうなんだろうか。しかも初投稿。
  • アレクラスト学園騒動記

    バブリーズ現代パラレル。以前サイトにあげてたものですが、サイトが閉鎖して、さらにPCを処分するので、こちらにアップします。アホネタです。
  • 愛を請え

    本当は長編になる予定だったバブリーズのフィリスの話。フィリス→アーチー…いや、アーチー×フィリスなのか? 予定ではこの後ものすごいグロ展開になるはずだった(笑)
  • 隣で

    SW3部 バブリーズ アーチー←フィリス 2003年のSCC発行のペーパーに載せたSS 二人の旅の日常風景。
  • 塔の賢者と泡の城の娘

    昔、ファンの街に、「吸血鬼殺し」と呼ばれる冒険者達がいました。その冒険者の中には、ファリス神官の少女と、その少女と兄同然に育った魔術師の青年がいました。二人は仲が良く、オーファンの国は平和でした。しかし、ある日、ファリスの聖地が隣の国と戦争を始めました。ファリスの少女は仲間の制止を振り切り、その「聖戦」に赴きました。そして、二度と帰ってきませんでした。魔術師は嘆き悲しみ、深い森の奥、高い高い魔力の塔に閉じこもってしまいました。 ■昔、アノスに、「泡の城」と呼ばれる城がありました。そこに住まう人々は、騎士にしては風変わりでしたが、わりと気のいい人たちだったので、領民達は彼らをとても信頼し、慕っておりました。やがて城には、ハーフエルフの少女と、人間の少年が生まれました。少女はファリスを信じ騎士を目指し、少年は魔術師になることを望みました。少年と少女は兄妹のように仲が良く、大きくなった二人は冒険者として旅に出ました。気の合う仲間を見つけ、たくさんの町や山や海や洞窟を探検しました。旅を重ねるうちに少年は青年になり、老人になり、寿命を終えました。少女は女性になり、けれどそのままでした。「泡の城」にはもう誰もおらず、彼女は再び旅に出ました。            ■…という友人の作った設定に萌えまくって、勝手にその設定を借りて書いた話。リウイがどうなったのか知らんので、公式とは違うと思う。ある意味バブリーズとへっぽこーずのクロスオーバー。
  • 其の終末を愛せよ

    ソードワールドのバブリーズで、アーチー×フィリスに無理矢理スイフリー×クレアを突っ込んだもの。リウイ未読なので、バブリーズがどうなったのかわからんですよ。自分でも何を書きたいのかわかんなくなって、なんだかキャラの性格もあやしくなってきたので強制終了。私の書くアーチボルトはツンデレ標準装備wどうしてそうなったww

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

バブリーズ
6
編集履歴
バブリーズ
6
編集履歴