概要
『俺、ツインテールになります。』の登場人物。
津辺愛香の変身した姿で、トゥアールから譲り受けたテイルギアを着装する。前任者からのお下がりであるため、ある特定の部位が若干寂しい印象を帯びている。
原作1巻後半において苦戦するテイルレッドを救うべく初陣に臨み、敵エレメリアンを一蹴する活躍を見せた。見せはしたのだが…。
戦士として
長槍「ウェイブランス」と水属性の攻撃を武器として戦う。必殺技は「エグゼキュートウェイブ」。
本来はスピードに特化した代物だったが超攻撃力をもった愛香が装着したことでより攻撃的な戦闘スタイルに適した形に変化しているとのこと。
属性力はテイルレッドに譲るものの、属性玉変換機構の活用と武道で鍛えた高い身体能力はそれを補って余りある。
後に機能拡張の改良を施されるが、その結果目を光らせながら口から光線を吐き敵を殲滅するというヒロインどころかもう完全に怪獣ポジションの技を獲得した(ちなみに原作5巻の地の文でも「人の真似を出来るだけで悪鬼そのものではないか」と表現されているほど)。
それに関連するかどうかは不明だが、原作7巻までの段階で「テイルブルーの強化形態」は登場していない(それ以外のメンバーは何らかの形で強化形態が登場している)。
作中での人気
「最強(凶)と目される戦闘力」を有する一方で「世間での人気」は無いに等しい。
外見そのものは(ツインテールも含めて)最良の部類なのだが、敵対する相手には容赦しない高い攻撃性が災いして、敵はおろか一般社会からも猛獣扱いされてしまう始末。ハリウッドで映画化された際、彼女の役にはなぜか筋骨隆々たるアクションスターがあてられたというから作中世界での扱いも推して知るべし。