概要
上記の水上の部分のみをメーカーの枠を超え企画、1/700でキット化したものが「ウォーターラインシリーズ」であり、長い歴史のあるシリーズ(1971年発足)である。
当初は旧日本海軍の艦艇を統一スケールで揃える事を目的としており、一社での達成が困難な為に静岡模型教材協同組合の参加メーカーの共同企画としてスタートしたが、後には海外の軍用艦も同じシリーズ内で商品化している。
企画立ち上げ当初はフジミも参加していたが、1992年に同社が静岡模型教材協同組合から脱退したのを契機に担当分のキットもシリーズから引き揚げた為、残る3社により充填がされる(現在、フジミは艦船模型を「シーウェイモデルシリーズ」として1/700スケールで展開中)。
なお、1985年頃から1/700スケールで艦船モデルに参入したピットロードのシリーズは「スカイウェーブシリーズ」と呼ばれ厳密に言えば違うシリーズということになる。
ちなみに水中までモデル化したものは「フルハルモデル」などと呼ばれ、専用の飾り台に飾るようになっている。