ガンダムジエンド
がんだむじえんど
概要
私立ガンプラ学園に在籍するガンプラファイターアドウ・サガの使用するガンプラ。
全身に数々のギミックを内包する多機能機であり、それによって死角の無い戦闘を展開する。
一方で布製のマントとアクティブクロークでその身を包む事によって機体の全容を隠しており、外観から戦術を読み取る事は難しい。広げた状態の体は周囲から見れば意外に細く両肩にはドゥームの如き虹彩状の瞳が開くギミックがあり、これにも秘匿装備があると推測される。
両肩の大型クローアームと、そこに備えられたガンダムヘッドやGNファングなど、アナザーガンダムに登場する歴代のライバル機の要素が詰め込まれたガンプラであり、これを操るアドウがそういった機体に執心している事が伺える。
またリボルバー型のハンドガン、マント姿や銃弾型のファングなど西部劇のガンマンを思わせる意匠も持つ。
デザインは石垣純哉。
石垣氏の現在の画風も相まって、本作には登場していない、ヴェイガン系MSに似たデザインラインのガンプラとなっている。
かつてのサガがハイドラガンダムを改造したゲテモノガンダムを用いていたこともあり、石垣氏はツイッターにて、「果たしてマントの中には本当にちゃんとした本体はあるのか？」と冗談混じりに発言している。
武装
ショットジエンド
シングルアクションタイプのリボルバー拳銃を模した大型ハンドガン。
ハンマーや弾倉まで作りこまれており、主に中・近距離戦で威力を発揮する。
大型クローアーム
両肩に装備されているクローアーム。
蛇腹状のアームによって本体に接続されており、フレキシブルに可動する。
掌部分にはデビルガンダムのガンダムヘッドを有しており、これを展開する事で必殺技である「デッドエンドフィンガー」を発動可能。
DEファング
大型クローアームの指先に内蔵されているGNファング。
銃の弾丸を模した形状をしており、射撃能力こそ持たないものの刺突攻撃時には高い貫通力を発揮する。
複数のファング同士を結合させる事で大型ファングとして使用可能であり、これによって破壊力を増す事ができる。
デッドエンドフィンガー
大型クローアームの掌に配されたガンダムヘッドの口を展開し対象を噛み砕く必殺技。
その性質上、デビルガンダムのデビルフィンガーをより必殺技らしくリファインした物であるとも言える。