概要
CV:塩沢兼人(劇場版第1作~劇場版第4作までの全メディア作品)→井上和彦(TV第205・206話『本庁の刑事恋物語3』以降の全メディア作品)
警視庁刑事部捜査第一課強行犯捜査三係所属。階級は警部。
国家公務員I種試験合格を経て警察庁に入庁したキャリア組。年齢は30代前半とされている。
元々は劇場版第1作『時計じかけの摩天楼』に登場した劇場版オリジナルキャラクターで、容疑者候補としての登場だったためか毛利小五郎に犯人扱いされてしまった(このことを少なからず根に持っているのか、その後の映画ではさりげなく小五郎をいじることも多い)。その後、原作にも登場して準レギュラーに昇格した。
金持ちのお坊ちゃまであり少年時代は法律家を目指していた。しかし、本を万引きしようとした学生からある少女を助け、その少女が残した「桜は警察の花。強くて格好いい正義の花」という言葉がきっかけとなり刑事の道を歩むことになる。ただし、司法の世界を志していたときの影響で刑法に関する知識は深く、刑事になった現在も刑法の条文を諳んじることができる。
本人はその少女が佐藤美和子であると考え長らく好意を寄せていたが、映画館で出会ったとある事件での犯人・笹倉那海(ささくらなみ、CV:冬馬由美)を初恋の少女ではないかと疑いを持ったが、彼女が残した捨て台詞を聞いて結局はその考えが自分のエゴであったことを悟り落ち込んでしまうも、吉田歩美から初恋の少女と同じ言葉で励まされ、その直後に子供たちを迎えにきた小林澄子が現れたことで初恋の少女の正体が小林先生であることを確信して元気を取り戻し、その後は猛烈なアプローチを続ける。
それからしばらくして小林先生が関わった殺人事件で彼女が犯人の顔を見てしまったために命を狙われることになり、事情聴取と護衛を引き受けるものの警察庁内での男性刑事達からつい最近まで顔がそっくりな佐藤にアプローチしていたことを小林先生が偶然聞いてしまったことで彼女の誤解を招き、気まずい関係となってしまう。だが最終的に事件の犯人に白鳥が放った言葉によって幼少期の白鳥との想い出を小林先生が思い出したことで遂に恋仲となり交際を始めることになった。その後は小林先生からお弁当を作ってもらうほど仲が進展している。
この一件以降は佐藤からは完全に手を引き、高木と佐藤の恋路を邪魔することもなくなった。
劇場版においては『絶海の探偵』以外の全作品に登場している。