概要
12世紀に源義康こと足利姓2代目、足利義康が足利氏館として現在の栃木県に建立。
守り本尊として大日如来を祀ったとされる。
その後3代義氏によって堂塔伽藍が建立され足利氏の氏寺となった。
寺は武家屋敷として整備され土塁うや馬出などが存在した。
上空から見た形はほぼ正方形である。
1922年に足利氏宅跡として史跡指定される。
2006年に日本100名城として選出され、2013年には本堂が国宝指定される。
足利氏の氏寺でもある。
正式には鑁阿寺とされているが、城マニアには足利氏館として認知されている。
土塁などが残っている。
その他
鎧年越(よろいとしこし)
鎌倉時代に足利泰氏が鑁阿寺に五百の坂東武者を終結させたという故事。
現在では節分に坂東武者に扮した人たちが大通りを練り歩き豆まきをするという行事になっている