王天君
おうてんくん
王天君とは、『封神演義』の登場人物。
人物
(以下wikiから抜粋)
金鰲十天君の首領。外見は小柄な人間の姿で、冷血で狡猾、毒舌が特徴。
金鰲島でも三強に次ぐ実力者。太公望以上のペテン師を自称する策略家。
元々は王奕(おうえき)という魂魄を分割できるという特殊な性質を持つ人間だったが、金鰲と崑崙の不可侵条約の際に楊戩とトレードされる。その後、独房のような部屋に幽閉される身となったことから次第に心を蝕まれていき、そこへ付け込んだ妲己により心を壊され、以来、妲己の命令で動く内応者になった。そして妲己により3つに分割された魂魄を妖怪をベースにした体に入れられ、妖怪仙人「王天君」となる。
をついて追い詰めたり、味方をも捨て駒として利用する。
原作(以下記述)では他のメンバーと扱いが大差なく、十天君のメンバーということ以外の設定もないため、漫画版で最も出世したキャラクターの一人と言えるだろう。
原作
聞仲の援軍に現れた十天君の一人で、九番目に相対する。本名は王変(安能訳版では王奕)。
八卦台の上の三つの瓢箪を投げおろすと中から紅水が流れ出て、それに触れた者は血水となって溶けてしまう、という『紅水陣』を用いて戦い、周側の曹宝を倒すが、十二仙の清虚道徳真君に敗れて絶命した。