概要
金鰲島は仙人界において崑崙山と対になる仙道の派閥であり、修行場である。指導者は三大仙人の一人である通天教主。
スーパー宝貝を所持する妲己、聞仲、趙公明といった実力者を輩出しており、付属する島にも九竜島の四聖・魔家四将など強者が多く揃っている。
崑崙山とは逆に構成員のほぼ全員が妖怪仙人であるため、好戦的な道士が多く、数の上では崑崙側を圧倒している。戦力は崑崙山と互角又はそれ以上と言われる。
加えて超大型ビーム砲「通天砲」が稼動可能であり、その威力は直撃を避けたとはいえ崑崙山を大きく削り取るほどの威力を持っている。
通天教主直属の仙人として、金鰲島十天君と呼ばれる仙人集団がおり、崑崙十二仙と対になる仙人集団として知られている。何れも並みの仙人では太刀打ちできぬほどの実力者であり、全員揃えば聞仲も封印できるほどの力を発揮することができる。
崑崙山との間で発生した仙界大戦によって崑崙山と共に壊滅的被害を受け、共に仙人界から墜落する。
なお、漫画の作中で『金鰲』は金鰲島で修行した道士集団を意味する言葉としても使われているが、これを指す言葉は作品によって異なり、原作では『截教(せっきょう)』、光栄封神演義では『九龍派』と表示されている。