概要
ロックマンシリーズのキャラクターは、多くが音楽用語から取られており、ロックマンも妹のロールと共に「ロックンロール」が由来である。
しかし、ROCKMANだと英語圏では「岩男」の意味にとられてしまうため、海外名がMEGA MANになった。
NES版
文章が英語になり、一部メインキャラ名が異なる以外にゲーム内では相違点はない。
大きく異なるのはパッケージイラスト。
なぜか、黄色と青のスーツを着たマッチョなおっさんがでかでかと描かれている。しかも、デッサンが異様に狂っており、トレードマークの頭の出っ張りがズレているという有り様。
このイラストは日本のみならず海外でもネタにされており、『ストリートファイター×鉄拳』でもこの姿の「メガマン」が登場している。
また、ストクロに参戦した影響から、日本人があえて「メガマン」と言う場合はこのおっさんロックマンを指すことが多い。
なお、『ロックマン2』以降は、日本版とほぼ同じ姿で描かれるようになった。
ゲームギア版
国外でのみ販売された。シリーズの4と5をベースにしている。
DOS版
国外でのみ販売された非メーカー作品(ライセンス許諾は得ている)。ゲームギア版と違い、オリジナルのボスが登場している。
アニバーサリーコレクション
国外でのみ販売された。
シリーズの1作目から8作目までにパワーバトル、バトルアンドファイターズにアニメ版が収録されている。
MEGA MAN UNIVERSE
発売中止。日本版の「ロックマン」と、北米版『2』以降の少し顔が濃い「メガマン」、『1』パッケージイラストのおっさんメガマンの三者が使える予定だった。
ストリートファイター×鉄拳
前述のおっさんメガマンが参戦。声優は越田直樹。
原典よりダサさがパワーアップし、お腹が飛び出て無精髭を生やした中年男になっている。
スーツが明らかに布であり、しかも縫製が荒い。原典と同じく頭の出っ張りがズレているという無駄なこだわりも魅力である。
また、ですます調で話したり、一人称が「ぼく」だったりと見た目と中身のギャップが激しい。
オープニングではロールまでやたらと濃いタッチで描かれているが、これは後述のアニメ版をオマージュしているのかもしれない。
アニメ版
同シリーズをモデルとしている。
ロックマンとロールが大人でやたら筋肉質だったり、敵のまとめ役がブルースであるなどと大変奇抜な内容となっている。
余談だが、このアニメ版にはロックマンXシリーズのエックス、VAVA、そして何故かスパーク・マンドリラーがゲスト出演した事がある。
関連イラスト
主に海外ユーザーが描いたイラストにつくタグである。
…のだが、外国人が好みそうな濃い顔のマッチョなロックマンにもこのタグがつく。