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少年の日の思い出の編集履歴

2015-02-16 13:52:12 バージョン

少年の日の思い出

しょうねんのひのおもいで

ヘルマン・ヘッセの短編小説。

概要

原題:Jugendgedenken()


 の標本作りに熱心な主人公・「僕」は、隣に住むエーミールが持つクジャクヤママユの標本を盗み出し、破損させてしまう。取り返しのつかないことをした「僕」はエーミールに謝罪するが……


現在東京書籍の中学1年国語の教科書に掲載されている。


 元々、この作品は『クジャクヤママユ(独:Das Nachtpfauenauge)』という題で1911年に発表された作品で、この『少年の日の思い出』は1931年に改稿されたもの。どりらもストーリーの流れは概ね同じだが、改稿作業に当たり、主人公・『僕』に設定されていた姓名が削られる(改稿前の『クジャクヤママユ』では、その名前がハインリッヒ(Heinrich)であることが言及されている)など数々の微細な変更がなされている。


 ただし、現在原語版において全集などで入手可能なのは、改稿前のヴァージョンに当たる『クジャクヤママユ』が殆ど。ちなみに日本では、ヘッセのチョウを題材にした創作集『蝶(独:Schmetterlinge)(編:フォルカー・ミヒェルス(Volker Michels))』にて読むことができる。


関連タグ

ヘルマン・ヘッセ 児童文学 国語の教科書

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