概要
形式番号はRk-92。全高8.1m、重量12.5t。
丸みを帯びた卵状の胴体と、カエルを連想させる頭部が特徴。
既に本編の時代には旧式化しており、諸外国での制式採用機に比べると見劣りするが、質実剛健な作りからAS乗りから高く評価されている。
また、安価と生産性の高さから国だけでなくテロリストも所有している事が多く、紛争地帯でもよく見られる(続編のアナザーでは民間にも払い下げられており、映画のやられ役として親しまれている)。
基本的に本編ではやられ役であるが、相良宗介はこれを駆り、絶望的なスペック差のあるM9ガーンズバックを撃破するなど大金星を挙げている。
後継機
- Rk-02セプター
サベージの流れを汲む第3世代機。開発直後にソ連が崩壊したので全体的な数は少ない。
全体的なシルエットは変わっていないが、マッシブな四肢や前掛けの様な腹部装甲などから、作中でも「ボスガエル」と形容されるデザインになっている。各部にはアタッチメントが追加されている。
本機の特徴は「カデューカ兵装システム」と呼ばれる下腕部の武装アタッチメントシステムであり、背部に装着した様々な装備を瞬時に付け替えられる他、大小のクローを装備している。
カデューカの意味はマムシ。
防御力や火力を高め、運用能力・整備性も第三世代トップクラスを誇る機体だが、その分機体コストは上昇。売り込み先はサベージを価格・生産性の点で採用している事から、コストが高い本機の売り上げはあまり著しくない。
武装
- 14.5mm機関砲
頭部に二門搭載されている固定装備。口径はガーンズバックのチェーンガンよりも大型で、作中でも「ちょっとした大砲」と形容されている。
- ロギノフBK-540 37mmライフル
ASサイズに拡大されたライフルで、外見はAK-47に近い。
- ゼーヤB3M「グローム」HEATハンマー
格闘戦用に用意されたAS用の巨大な金槌。頭の部分がHEAT(成形炸薬弾)になっており、直撃させればASを一撃で破壊可能な威力を持つ。