概要
マジカントに住んでおり、鳥の顔と人の体を持つ。5人兄弟。
主人公(ニンテン・ネス)が話しかけると仲間にすることができる。
『MOTHER』ではニンテンの力になる為に生まれてきた存在。
『MOTHER2』ではネスの勇気として生まれてきた存在。
もちろん主人公と友好的だが、2では4人目のフライングマンから「あんまり私たちを粗末に扱わないように」と言われ、4人目を死なせると5人目から「あなたが私たちを粗末にしたことは勇気ではなく『蛮勇』だ」との旨を言われる。「蛮勇」の意味がわからなかったら辞書を引いてください。
戦闘に参加するが命令や回復ができず、HPが尽きると死ぬ。死ぬと墓が建てられる。
その墓を調べると、それぞれ違ったメッセージを見ることができる。
が、2では墓が増えるたびにメッセージが適当なものにされてゆく・・・
「忙しくて、墓に文字を刻むひまもなかった」とのことだが、哀れである。
スマブラ参戦
大乱闘スマッシュブラザーズfor3DSにて隠しステージ「マジカント」にギミックとして登場。
最初に触ったプレイヤーの味方になり、共に戦ってくれる。
たいした戦力にはならないと思うかもしれないが、無限ジャンプとクロスチョップやサマーソルトによる空中殺法でとんでもない強さを誇る。
ふっとばされると無限ジャンプからの空中殺法により、復帰がとても困難になってしまう。
シンプルの最大難易度でも、彼に戦いを任せて逃げまわっていれば勝てるほどの強さである。
味方になれば百人力だが、敵に回されると非常に恐ろしいのですぐに退場させたい。
弱点は体重がとても軽いのでふっとびやすいこと。
しかし無限ジャンプで復帰されてしまうので上方向にふっとばそう。
ここは大乱闘なので「フライングマンがネスをふっとばす」光景が目撃できる。お前はネスの勇気ではないのか。あるいは粗末に扱われた兄弟の敵!ってか。
尚、倒されると原作通り墓が建つ。
倒されてしばらくすると次のフライングマンが登場する。
5人まで登場し、5人全員倒されると登場しなくなる。
余談
小学館発行の「ゲームデザイナー入門」という本に掲載された糸井氏へのインタビュー記事において、作者は以下のように語っている。
「フライングマンてのがいるんですよ。役立つから連れて行く。でも戦っていると死んでしまうからまた連れて行く。すると町外れに墓がどんどん立っていく。嫌でしょ?でもそういう嫌さが僕は好きなんですよ(笑)」