ソフィ(TOG)
そふぃ
概要
声:花澤香菜
年齢13歳(外見年齢)。身長148cm。体重39kg。
一人称は「わたし」。
幼少期のアスベルがヒューバートと共にラントの裏山の花畑に行った時、花畑の中心で眠っていた不思議な少女。幼く華奢な容姿に反し、戦闘能力は非常に高いが、記憶喪失で自分の名前も覚えていない。「ソフィ」という名前はアスベル、ヒューバート、シェリアがそれぞれ案を出しながら「クロソフィ」という花にちなんで付けた。
感情が乏しいがアスベルに懐き、ヒューバートや彼等の幼馴染のシェリア、そしてラントを訪れたリチャードと仲良くなり、意気投合する。とある事件で命を落としてしまったかに見えたが、それから7年後、再び同じ姿でアスベル達の前に現れるが、その際に何故か彼らの記憶を失っていた。
性格
純粋で常識に疎く、あからさまな嘘やとんでもない事も鵜呑みにして信じてしまう。
他人の真似をすることも多く、「アストラルベルト」などのパーティキャラの名前をもじった術技で声真似をすることがある。
アスベルたちの事を大切に思っており、彼らを失う事を何よりも恐れている。アスベルがラントを追放された際もただ一人後を追い、側にいて支え続けた。
一方で7年後ではリチャードを友人だと思う心に反して、彼に対して本能的に闘争心を抱くようになっており、そう思う理由がわからずに悩み続けている。
好物はカニタマ。話題にカニタマが絡むとろくに話を聞かなくなってしまう。
「ロイヤルカニタマロイヤルカニタマロイヤルカニタマロイヤルカニタマロイヤルカ(以下略)」
戦闘スタイル
戦闘スタイルは格闘技と再生術。所持武器はリスレット。固有装具はアンクレット。
A技もB術も攻撃面においては隙が少ない上に大きく移動するものが多く、被弾率はそれほど高くない。回復系の術は単体回復術が主体。
ネタバレ
以下はテイルズオブグレイセス及びテイルズオブグレイセスfのネタバレを含むため、閲覧注意。
世界の中心の孤島にてリチャードから攻撃を受け、生命の危機に瀕する。
彼女を治療するため、異世界フォドラにアスベル達一行は向かう。
そこで、彼女の正体が判明し、エメロードが施した治療の過程で彼女の記憶も戻る。
彼女の正体は「ラムダを倒す」という使命を持った戦闘用ヒューマノイドと呼ばれる存在であり、コードネームの「プロトス1(プロトスヘイス)」が彼女の本名だった。
かつて、フォドラが滅亡する直前の1000年前にラムダと戦っており、その時の傷を癒すために花畑で眠っていた。
その後、偶然アスベル達が起こしたことによって彼女は目覚めるが、記憶は先の戦闘で失っていた。
記憶が戻った後は「ラムダを倒すために対消滅する」という使命感にとらわれており、アスベル達のいうことを聞かなくなってしまう。
一度アスベルと確執が生まれるものの、ラント屋敷でシェリアが説得して思いとどまらせる。
しかし、完全には考えを改めていなかったようで、星の核(ラスタリア)にてラムダを倒せないとき、再び対消滅をしようとする。
その時、アスベルが無茶な賭けをしたことによってラムダと一応和解、ラムダを倒さずに済んだためソフィも生き延びた。
未来への系譜編
ラムダから世界を救った一行は各々元の生活を送っていた。
ソフィはアスベルの家に身を寄せており、アスベル一家と楽しく暮らしていた。
半年後の系譜編では服装もより女の子らしくなっており、感情表現も少し豊かになった。
しかし、それが裏目に出てしまい、アスベルと彼の父アストンの墓参りに訪れた際、リトルクイーンからの呼びかけで「アスベルや皆もいつかは死んでしまうが、長命なヒューマノイドである自分は置いて逝かれてしまう」ということを唆され、恐怖に苛まれる。
置いて逝かれることの恐怖から、パスカルなら何かいい方法を知っていると思い、彼女の元を訪れる。
その後、アスベルを含む他のパーティメンバーとも合流を果たすが、上記のことから素直になれずにいる。
一行がストラタに暴星魔物を討伐に行く際、一緒にアンマルチアの里に残ってくれたシェリアに思いを打ち上げる。
そのことを知って「本当の意味で家族として迎える(養子にする)」ことを決意したアスベルからラントの名字をもらって「ソフィ・ラント」として改めてラント一家に加わった。
これ以降は、思い悩むことも無くなり、更にフォドラにて「アスベル達が死んでも寿命が長い自分がアスベルの子供達(次世代)にアスベル達の思いを受け継いで伝える」こと…「未来への系譜」という新しい目的を見つけた。
この新しい目的を見つけたことによって、フォドラクイーン戦にて「フォドラそのもの」であるリトルクイーンを説得し、消えかかっている彼女を「一緒に生きて行こう」と自分の中に受け入れた。
このことによって姿が変わり、更に今まで流すことが出来なかった涙を流せるようになった。
更に、「未来への系譜」という目標のため、グレイセスとグレイセスfのエンディングにてアスベルとシェリアの子供と思われる子に自分達の冒険を元にしたと思われる物語を語っている。