概要
安土桃山時代の刀工堀川国広による太刀。
「銘 日州古屋之住国広山伏之時造之 天正十二年二月彼岸 太刀主日向国住飯田新七良藤原祐安」と非常に長い銘が打たれている。この銘から分かる通り、国広が山伏修行の折につくられたものであり、不動明王像と「武運長久」の文字、そして梵字が彫刻されているのも大きな特徴である。
1955年に国の重要文化財に指定され、現在は個人蔵となっている。
『刀剣乱舞』の山伏国広
カカカカカ!拙僧は山伏国広と申す!日々、これ修行である!
名前 | 山伏国広 |
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図鑑No. | 97 |
種類 | 太刀 |
刀派 | 堀川 |
刀工 | 堀川国広 |
一人称 | 拙僧 |
CV | 櫻井トオル |
絵師 | ミドロ |
宝冠を被り高下駄を履いた山伏姿の刀剣男士。
衆生浄土を願い、日々の出来事を修行ととらえて励むストイックな青年。
『カカカ』といった独特な笑い声が特徴的。また台詞の端端に「筋肉」といった単語が多く現れており、肉体的な鍛錬にも力を入れている模様。
山姥切国広とは同じ刀工による刀の為兄弟のような関係であり、ある場所で同じ隊として出陣すると会話が発生する。堀川国広とは現在明確な描写はされてはいないが、山伏国広と山姥切国広両者と共通デザインの上着とジャージを身に着けるため、少なくとも同じ堀川派として扱われているのは確かである。
刀に不動明王の彫物があることを踏まえてか、腕から背にかけて赤い模様が確認できる。(刺青なのかボディペイントなのかは不明)
また宝冠の下は坊主では無く鮮やかな水色であり、多くの審神者たちを驚かせる。