山伏国広(刀剣乱舞)
やまぶしくにひろ
刀について詳しくは→山伏国広
プロフィール
「カカカカカ!拙僧は山伏国広と申す!日々、これ修行である!」
「主殿!拙僧に、山籠りの許可を願いたい」
「勝ち負けは些事である。己が何を得られたかこそ重要である」
キャラクター像
宝冠を被り高下駄を履いた山伏姿の刀剣男士。衆生浄土を願い、日々の出来事を修行ととらえて励むストイックな青年。
『カカカカカ!』といった独特な笑い声が特徴的。また台詞の端端に「筋肉」「修行」といった単語が多く現れており、肉体的な鍛錬にも力を入れている模様。他にも「山籠り」「瞑想」不動明王真言など、戦士というより修験者としての性格が強い。
ポジティブな発言が多く、台詞のほとんどに「!」が付く騒がしいキャラクターではあるが、万屋で審神者を諫めるなど、ただの修行バカではない部分が見て取れる。
山姥切国広とは同じ刀工による刀の為兄弟のような関係であり、「織豊の記憶:安土」ステージに同じ部隊に編成して出陣すると回想イベントが発生する。
回想からは、いつも底抜けに明るい彼であるがそれは「すべてを笑い飛ばせるほどに強くなりたい」という精神に基づいていることが少し窺える。
山伏国広の台詞からすると戦いが終わると刀剣男士は美術品に戻るようだ。もっとも、世界観設定からするとこの戦争に終わりがあるのかは不明である。
堀川国広とは現在明確な描写はされてはいないが、山伏国広と山姥切国広両者と共通デザインの上着とジャージを身に着けるため、少なくとも同じ堀川派として扱われているのは確かである。
ファンからはこの3人をまとめて国広三兄弟と呼ばれている。
なお、他の刀派の刀剣男士を見る限り刀種による兄弟の序列が存在し、また山伏国広と山姥切国広の本体には作刀年が刻まれているため、明確に山伏国広が兄で山姥切国広が弟であるはずだが、彼らは堀川国広も含め互いに「兄弟」と呼び合い序列を付けていない。
刀に不動明王の彫物があることを踏まえてか、腕から背にかけて赤い模様が確認できる。(刺青なのかボディペイントなのかは不明)
また内番より、宝冠の下は坊主では無く鮮やかな水色であることがわかり、多くの審神者たちを驚かせた。
前述の修行好きな面については、公式設定集の刀剣乱舞絢爛図録では「すぐ修行に行くといって山に籠る悪癖がある」と書かれていた。
刀帳では主である審神者にも修行の強力を願い出ており、近侍のときも山籠りの許可を求めてくるので、刀剣男士の使命を置いて山に籠りたがるのはたしかに悪癖と言えなくもないが…。あんまりである。
新年の挨拶ボイスでも、これから山に登っても初日の出には間に合わないことを審神者に残念そうに語っていた。どうやら日が昇る前の時間帯の台詞らしい。
正月でも相変わらずであるが、そこまで好んでいる山に行かずに審神者に挨拶してくれている点には感謝したいところ。
リリース一周年記念の祝いでも、「だが、修行の道はまだまだ終わらぬぞ!」と益々精進する様子であった。拙僧たちの修行はこれからだ!
審神者就任一周年記念では審神者の成長を褒めてくれる。
1周年記念イラスト
「刀剣乱舞-ONLINE-」1周年記念のミドロ氏の描き下ろしイラストでは、この一年の修行の成果なのか素晴らしい筋肉を見せてくれている。(イラスト掲載元)
小ネタ
刀剣乱舞のデータ集積をするとうらぶつーるの管理人によれば、2015年6月9日時点で山伏国広は2位と約21,000の圧倒的差をつけるステージドロップ数 堂々の第1位 に輝いている。
特に厚樫山でのドロップ率が高く(通称・カカカドロップ)、三日月宗近などのレア太刀を求める審神者たちにとって「カカカ」の声は「01:30:00」と同じ、周回地獄の続きを意味しているのだった……。
とはいえ、太刀では打撃2位・生存2位と入手しやすく頼りになる刀剣男士である。
カードファイト!!ヴァンガード
こちらでは『カードファイト!!ヴァンガード』のタイトルブースター刀剣乱舞で収録された彼も紹介する。
実はこのユニットグレード3にしては珍しくパワー10000のコモンレアとして収録されており上記の現象がヴァンガードでも起こっている。
二つの効果もリアガードでみの効果でヴァンガードでは無意味になる分強力である。
一つ目はこのユニットのアタックが相手ヴァンガードにヒットした場合このユニットをデッキの下に戻すことでデッキからカードを1枚引いてカウンターブラストを2枚表にする(カウンターチャージ)一ターンに全体一度の「誉」効果。
二つ目は自分のターンの間このユニットの縦列にユニットがいればパワー1000上がり、さらにグレード0であれば2000アップする自動効果をもつ。
彼を生かしたいのであれば「誉」の能力をサポートするグレード0のユニット山姥切国広を後方に立てればヒットしなくても無駄がなくなるだろう。
フレーバーテキスト
「いくさもまた、修行。拙僧を次なる段階へ導いてくれる。」
余談
実は現在顕現している刀剣男士の中で唯一自身(刀)のことを話さない。刀関連の台詞は山姥切国広との回想で「美術品にもどるとするか」の一言だけである。
単純に台詞が用意されていない可能性もあるが、刀工や持ち主、刀身に彫られている文字と特徴があるにもかかわらずここまで話題にしないのは逆に不自然なため、意図的に話していないと推測される。
もしかしたら全てを笑い飛ばせるほど強くなりたいことと関係しているのかもしれない。
極
2020年9月8日のメンテナンスで「極」が実装された。
レベル75以降、四日間の修行を経ることで極の姿になることができる。
山伏国広の様子がいつもと違うようだ。
山伏国広が修行に旅立ちたいようです。
修行に行かせますか?
▶はい
いいえ