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一期一振の編集履歴

2015-03-28 21:14:30 バージョン

一期一振

いちごひとふり

短刀作りの名手、粟田口吉光が作った唯一の太刀。

概要

粟田口吉光が作った唯一の太刀。

粟田口吉光は正宗と並ぶ名工とされるが、その作品は短刀ばかりで、太刀はこの1振しか作らなかったため「一期一振」と呼ばれた。

戦国時代、朝倉氏が所有していたが、朝倉氏滅亡後は毛利氏の物となり、毛利輝元より豊臣秀吉に献上された。小柄な体格であった秀吉は、自分の体格に合わせて、刃長が2尺8寸3分(約86cm)あった一期一振を、2尺2寸7分(約69cm)に磨上げた。秀吉の死後も豊臣氏に伝えられていたが、豊臣氏滅亡後は徳川家に伝わる。

その後、明暦の大火により一期一振は焼身となるも、徳川家は越前康継(年代的に二代目、もしくは三代目)に打ち直させた。こうして蘇った一期一振は尾張徳川家に伝えられた。

幕末に至り、文久3年(1863年)、尾張藩主・徳川茂徳より孝明天皇に献上された。以後、皇室に伝えられ、皇室御物となっている。



一期一振 と姓名が付く人物・キャラクター

  1. 上記の刀剣を元ネタとした、刀剣乱舞に登場する刀剣男士。→一期一振(刀剣乱舞)
  2. 上記の刀剣を元ネタとした、しんけん!!に登場する真剣少女。→一振いちご


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日本刀 太刀

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