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同田貫正国の編集履歴

2015-03-28 21:25:15 バージョン

同田貫正国

どうたぬきまさくに

日本の刀工。および彼の打った太刀の名称。

概要

同田貫とは肥後(現在の熊本県)の地名。正国とは刀工の祖の名前である。同田貫正国とは彼が打った刀の総称で、特定の一振りを指す名ではない。

胴田貫または胴太貫と表記されることもあるが、これは後世の創作であるとされる。


多くは反りが浅く重ねの厚い造りで、装飾は全く無いと言っていいほど質素。

現代では高価だが美術品としての評価は低いとされている。しかし、明治に行われた試し斬りの試合『天覧兜割り』で、直心陰流の榊原鍵吉がこの刀剣を用いる。十二間筋の兜に、切り口三寸五分、深さ五分の傷をつけて見事成功させた。この時兜割りを成功させたのは榊原だけであり、榊原も本番に挑む前にさまざまな刀で試していたが、結局同田貫以外では成功しなかったといわれている。

この刀の実用度の高さを広く知らしめ、語り継がれている逸話である。


兜割りに唯一成功した剛刀。そのイメージから有名になり、フィクションの世界でもよく登場する刀である。『子連れ狼』『三匹が斬る!』などの時代劇では主人公の愛刀として使われたり、ゲーム『風来のシレン』では「どうたぬき」という武器アイテムが登場する。



同田貫正国と姓名が付く人物・キャラクター

  1. 上記の刀剣を元ネタとした、刀剣乱舞に登場する刀剣男士。→同田貫正国(刀剣乱舞)

関連タグ

日本刀 太刀

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