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概要編集

CV:日高のり子


アニメ『ふしぎの海のナディア』の最終回からの後日談が語られるドラマCD『Bye Bye Blue Water』および『Good Luck Nadia 〜Bye Bye Blue Water PART2〜』の主人公。


『ナディア』本編の主人公・ナディア・ラ・アルウォールと下の名前が同じであるが、その正体はナディアとその夫・ジャン・ロック・ラルティーグの4代目の子孫。早い話が玄孫であり、親友(悪友)のリツコとの電話で、祖先のナディアを「お祖母ちゃんのお祖母ちゃんだから、ひいひいお祖母ちゃん(=高祖母)」と言う場面がある。父方か母方かなどの具体的な系譜は不明。「メディアに登場したキャラクターだけから最も単純に考える」ならばアニメのエピローグに登場したジャンとナディアの息子『ジュニア』が成長後、日本に渡航、在住し(ノーチラス号一行にとって日本はアニメ終盤の最終決戦の直前、そして恐らくは最終決戦後も立ち寄っているなど、なにかと縁があった土地である)日本人女性との間に娘(伊藤ナディアの祖母)をもうけた…という推測もできる。CDドラマではナディアとジャンの間には性別不明の第2子が後に産まれたことが明かされているため、こちらの子孫の可能性も捨てきれないが……。


推定1975年生まれ。ドラマCD本編『A.D.2005・新東京』にて「あと一カ月で30歳」と語る場面がある。初登場時は『A.D.1991・東京』の時点で16歳。


人物編集

先述の通り、古代アトランティス人の純粋な血を引くタルテソス王国の高祖母と、フランス人の高祖父の血を引いているが、本人は「外人の血がちょっと混じっている」程度と認識しており、ジャンとナディアの子孫の1人が日本人と婚姻し日本に住むようになったのは彼女の更に数代前のようだ。戸籍上は東京在住の日本人であるものの、「伊藤ナディア」という氏名を周囲から珍しがられており、書店の店員や学校の教師からもすぐに名前を憶えられてしまうほど。本人曰く「お祖母ちゃんから名付けられた」とのこと。


CDジャケットのイラストでは髪の色と形、顔つき(輪郭)が高祖母のナディアに似ている。加えてスレンダーな体系で、それがコンプレックスだったが、後にできる彼氏からそれが好きだと言われている。自身の特徴的な容姿から新入生の中にもファンが多いことがリツコの口から明かされている。また、CD本編やCDジャケットで高祖母の付けていたブルーウォーターと似た首飾りを父から「肌身離さず着けていろ」と言われて身に着けている。本人は「ダサい」と認識しているが、高祖母の持っていたブルーウォーターとの関連は不明(特性は示唆されている)。


初登場時は16歳の高校生。年頃のJKらしく恋愛に熱を上げており、勉強にも手が付けられないほどであるが、学校ではリツコ曰く「優等生」とのことで、試験間近でも勉強には困っていないようだ。勉学面では高祖父の才能を受け継いでいるようである。


性格は高祖父母の両方に似ており、好奇心旺盛にして良くも悪くも感情表現が豊かである上に少々我が儘で嫉妬深く、時にはウブ。加えて上記の通り、恋愛にも積極的で、一度夢中になると盲目的になるが、それが仇となって「男心・男の本性」を読めていない部分が目立っていた。だが、高校3年次には放課後の教室でセクロスに至った。その後も彼氏との関係は良好だが、寝ては喧嘩することを繰り返しており、その都度髪を切っていた。成人するころには「男の本性を知るには一緒に寝てみないとわからない」という結論に至った。


シリーズのラストでは、あと1カ月で30歳になる29歳。リツコと居酒屋で再開の記念に一杯やる場面で、彼氏とは結婚にまでは至っていないが、希望のあるラストで締めくくっている。上記のようにCDドラマというメディア展開もあって、低年齢層(子供)が見ることが前提のテレビ本編と違い、年齢が高い層(大人)向けの設定がなされているキャラクターである。


関連タグ編集

ふしぎの海のナディア

エルシス・ラ・アルウォールネモ船長) - 高祖母の実父。

ビナシス・ラ・アルウォールネオ皇帝) - 高祖母の実兄。

ナディア・ラ・アルウォール - 高祖母。

ジャン・ロック・ラルティーグ - 高祖父。

ジャンJr - 高祖父母の息子(玄孫のナディアから見て正式な続柄は不明。上述のように曾祖父の可能性あり)。

ラウル・ロック・ラルティーグ - 高祖父の父。


リツコ - 親友(悪友)。

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