概要
| 正式名 | 第二世代型惑星間航行用亜光速宇宙船ヱルトリウム |
|---|---|
| 進水日 | 1888年6月21日 |
| 動力主機関 | 常温対消滅エンジン |
| 推進機関 | 水流ジェット推進 |
| 装甲材質 | スペースチタニウム、硬化テクタイトete... |
| 全長 | 152m |
| 水中排水量 | 12,000t |
| 最大船速 | 108ノット |
主人公・ナディアおよびジャンが、アメリカ人艦長・メイビルが率いる戦艦エイブラハム号に保護されていた折、ガーフィッシュの襲撃により艦から落下、水没の際に救助した潜水艦。
実はレッドノアやブルーノア内部に搭載されていた複数ある宇宙船の1隻だったが、ネモ船長たちがガーゴイルに対抗するため、数年の歳月を掛けて潜水艦に改造された。船体や内部は建造当時のままだが、破損部分はその都度、南極に在る秘密基地で修復されている。この時代も含めて現代科学でも再現不可能な、オーバーテクノロジーの産物の為に一度機体を破壊したら二度と造れない。
南太平洋ケルマデック海溝近海でネオ・アトランティスの空中戦艦により大破されるが、グランディスらの機転によってスーパーキャッチ光線の空中捕縛からの脱出には成功。しかし、落下先の海中へ沈没。ネモ船長の指示で乗組員は損傷部分を切り離した中央ブロックへ移り、ナディアとジャン、マリー、キングは船長室へと移され、ネモによって脱出させられる。
不要部分を切り離しに最後の圧搾空気を使用したことで浮力を失うも、海底潮流によって幸運にも古代アトランティス人が建造していた海底弾丸トンネルまで運ばれて九死に一生を得る。
後にネモ率いるクルーは、万能戦艦N-ノーチラス号に搭乗し、ガーゴイルに立ち向かうことになる。
最終決戦のあと、レッドノアに格納されていた同型艦が脱出の際に擱座したN-ノーチラス号の代わりとして使用され、地上への降下後は太平洋（日本海溝）に沈没処分された。
