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CV:滝沢久美子

概要編集

28歳。一人称「私」。

1話から登場するメインキャラクターの1人。宝石集めを目論むグランディス一味の首領で、部下にサンソンハンソンがいる。

初登場時はナディア・ラ・アルウォールが持つブルーウォーターを狙ってナディアとジャンに立ちはだかるが、後にナディアやノーチラス号クルーの協力者となる。


サンソン、ハンソンとの3人組はあの有名な愛すべき悪党へのオマージュでもある。尤もこちらは39話ある中でも敵対していたのは最初の3話だけだったりするが。


性格編集

首領らしく洞察力に優れ、グラタンの操縦における指揮を担当している。かなりの度胸があり、死の危険のある戦いに巻き込まれることと知りながらもノーチラス号のクルーになることを志願し、ネオ・アトランティスとの最後の戦いにまで同行する。


こうみえても実はいいとこのお嬢様で家事が得意で気っ風良しというハイスペック姐さん。

悪ぶってはいるが基本的には善良で、ナディアとジャンの飛行機が撃墜されたのを目撃した際は、真っ先に救助に向かっている。

結果的にはナディアに協力してガーゴイルに立ち向かうことになり、ナディアにとって良き母親もしくは的存在になる。

自分の経験を語りながら、大人はズルい、残酷な存在と見ていたりジャンに対し素直な恋心を抱けずにいるナディアの気持ちを理解し、どうしていくべきかを諭してくれる。人生経験からナディア達を度々励ますところはまさに大人の女性といったところである。また、単に励ましたりするだけでなく、時にはナディアの他人の立場・心情を慮らない一方的かつ独善的な罵倒や仲間の自分への気持ちを無視した行動(自分の正体を知った後の自殺未遂)を頬を張ってでも糺してくれる、「正しく子供を導ける大人」である。(同じく年長の女性であるエレクトラは自身が大人になり切れていない部分がある上にネモの実の娘であるナディアへの女性としての嫉妬もあり、ネモの関心を奪う一種の恋敵として同格に見ていた為、終盤に再登場するまでは「大人」としてナディアを導ける存在にはなれなかった)


そんな性格だからか、サンソンとハンソンからは自身の命を捨ててまでも構わないほど慕われている。

一方で、エレクトラとは(主にネモを巡って)仲が悪い。(とはいっても、ガチに険悪なものではなく、ケンカ友達、的な感じではあるが)


意外にも家事が得意で、見た目は悪いが料理の腕は確か。

船内での得意料理は「チョウチンアンコウのグランディス風ラブコール」。実際はチョウチンアンコウは食用としないようなので、それを料理としてふるまえる辺りは流石である。

しかし、彼女自身が辛い味付けを好むため、作る料理全てを辛くしてしまう事もある。

ジャンと結婚後にナディアが作る料理は彼女直伝である。


ハンソンとサンソンによれば、元々渋い中年好みで、一目惚れしてはその都度失恋していたらしく、グランディスの恋愛設定にはTVでは描けなかった裏設定も存在する。

また、ワインにも目がない。

女性らしくグラタンに「カトリーヌ」という可愛らしい名前を付けている。


来歴編集

元はイタリアの資産家の娘だったが、詐欺師ゴンザレスによる結婚詐欺により全財産を失った。

その後の自分の生活を支えたのが母が残した宝石だったことから、宝石に執着するようになった。

部下のサンソン、ハンソンはそれぞれグランディス家の運転手・修理技師であり、没落後も彼女に付き従ってきた数少ない使用人である。


活躍編集

ネオ・アトランティスが撒いた広告でブルーウォーターの存在を知り、趣味の宝石集めを兼ねて懸賞金目当てのためにナディアを付け狙う。

ナディアがサーカス団の一員であることを彼女の身のこなしぶりから見抜き、サーカス団の団長を偽金の札束でたぶらかし、姉と無理やり偽ってナディアごと宝石を手に入れようとした。

要はナディアの住む場所を奪ってしまったことになるが、サーカス団長のナディアへの高圧的な態度や後程明らかになる彼女のサーカス団での過去を見るに、サーカス団から離れられるようになったのは結果的にナディアにとって良かったのかもしれない。


その後、しぶとくナディア達を追いかけてきたが、運悪くジャン達と共にガーゴイルが滞在するネオ・アトランテイスの秘密基地のある島に流れ着き、一連の騒動に巻き込まれることになる。

ネオ・アトランテイスに囚われて強制労働の上、脱走を試みたことで処刑のため投獄されるもサンソン達の働きで上手い事脱獄に成功し、ジャンと出会ってからは利害の一致から共闘、最終的にノーチラス号の助けもあってどうにか島からの脱出に成功する。

その後はネモに一目惚れしたため目的を変更し(ブルーウォーターの懸賞金提示者の正体がネオ・アトランテイスだった=懸賞金の見込みが無くなった事も無論ある)、ナディアのブルーウォーターを奪うのを止め、ノーチラス号で働くことを決意する。

以降は万能戦車グランディスタンク(グラタン)を駆使したノーチラス号の補助として要所要所で活躍する。

正直なところ、彼女らが居なければ詰んでいた箇所がいくつもあるので、ノーチラス号にとっては救世主的な存在でもあったりする。


また、紆余曲折の末に、何の因果かかつて自分の財産を奪った詐欺師と再会。ジャン達の活躍もあって、彼の悪事に一泡吹かせることに成功する。これにより幾分か彼女の気も晴れたものと思われる。


最終話にてネモから「を頼みます」と託され、その後、ネモのエレクトラへの言葉とエレクトラの仕草からある事実を察していた。直後にレッドノアと共に四散したネモを思って涙した。


物語完結後(劇場版の9年後。本編からは12年後)は未だに独りで気ままな人生を楽しみつつ、自分の恋を探し続けている模様。多数の恋人(?)にかしずかれながらゴルフを楽しむ姿が描かれていた。


小林小説版(ナディアストーリーズ)ではハンソン&サンソン(+マリー)と共に「グランディス探偵社」を立ち上げており時折二人(+α)と共に冒険を繰り広げている模様。


その他の活躍編集

クロスオーバーゲーム『スーパーロボット大戦X』に参戦。設定上、ノーチラス号沈没後の為最初から味方。

女主人公アマリにアドバイスを与えるなど良き姉貴キャラを見せる。

戦闘時はグラタンに乗り修理装置を使うためサポートに思えるが、彼女はバリバリの戦闘タイプ。格闘武器が主力になるが射撃の方が伸びやすい。それ以外は並程度。

グラタンの強化パーツにエクストラアームズやプラーナコンバーターを装備すれば、エースボーナスと相まってサポートをこなしつつ資金やTacPを稼ぐ金策の友に化ける。特に彼女は気合をSP10で使えるので、気力150以上で効果を発揮するプラーナコンバーターとの相性は良い。

なお、滝沢氏は2022年6月11日に逝去したため、『X』がスーパーロボット大戦シリーズ最後の参加となり、今後のシリーズで『ナディア』が参戦した場合はライブラリ出演と思われる。


関連イラスト編集

姐さんグランディスさん


関連タグ編集

ナディア

ドロンジョ:「やぁ~っておしまい!」

ゼンダマン:滝沢がかつてヒロインを演じていた。

ムサシ:似ている。

カトリーヌ・ビトン:スパロボXで共演。宝石が好きで我儘な女傑という見事に同じ系譜のキャラクターを持ち作中「別の出会い方をしていたらいい友達になれたかもしれない」と心中で語っている。

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