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CV水谷優子


概要編集

テレビアニメ『ふしぎの海のナディア』の5話から登場する、そばかすの目立つ少女。4歳。

物心つく前に大西洋にあるベルデ諸島マハルに移住してきた。

父はネオアトランティスに占領されたマハルの火力発電所の技師。

ネオアトランティスの支配に反対し、脱走を図った両親らが殺害され、たった1人だけ生き残ったところをナディアたちと出会い、行動を共にする。

登場してからはナディアの連れているライオンの子供、キングとコンビで登場することが多い。

ナディアら周りの人物のいがみあいから気苦労が絶えず、精神年齢はかなり高い。

その一方で勉強が嫌いなところや、大人の女性に「おばさん」と言ったりするところは子供らしい。


ネオアトランティスとの最終決戦には参加せず、エアトンイコリーナなどの非戦闘員と共に地上(日本の静岡県の海岸)に残留した。彼女とイコリーナが流れ星をみながら、皆の帰還を祈るのが本編のラストシーンである。


エピローグでは16歳の姿で登場し、ナディア、ジャン、エーコー、エレクトラ、ハンソン、エアトン、グランディスらのその後を語っている。


自身はマリー・エン・レーヴェンブロイとしてサンソンの妻となり、ナディアに続いて母となる予定。


休日には親子揃って公園で散歩する事が夢だったとも語っている。彼女から視聴者への別れの挨拶と共に本作は幕を閉じる。


ふしぎの森のマリー編集

徳間書店(アニメージュ文庫)から出された番外続編となるライトノベルふしぎの森のマリー』では正真正銘の主人公。(ただし、これは「小説版ナディア」「海から来た妖精」からの続編のためドラマCD版からはパラレルの可能性がある)

なお、この物語の執筆者は現在では怪奇大作戦ミステリー・ファイルウルトラシリーズ(特にウルトラマンX)で知られる小林弘利である。(もっとも小林は「徳間ノベライズ版ナディア」においては全作品の執筆者である)


グランディスたちと旧ノーチラス号メンバーの計らいから全寮制の超名門女学校に在籍していたものの、名門の気風と本人の奔放な性格に軋轢が生じて自ら学校を飛び出す羽目になった。(ちなみに女学校時代には自身を支持してくれる友人や慕いまくってくれた後輩たちには事欠かなかった模様)


学校を飛び出したのちグランディス探偵社に居つき『ジャンとナディアのいちばん長い日』の事件(ムー騒動)に巻き込まれナディア探索戦メンバーとして奮闘するが、ほぼ文句を撒き散らすだけのお荷物となってしまった(むしろ子どもの頃に見ていたナディアの様々なやらかしを、知らず知らずのうちに自分も見取って学習してしまい、やらかしてしまった、とも言える)。

ジャンとナディアがきちんと結ばれたのを見届けたのち、その事を反省し「改めて将来を考えた時、真っ先に浮かんだのがイコリーナさんの姿だった」という理由で看護師の養成所に入り直し、スイスに程近い高原の療養所にて見習い看護師として働くことになり、担当患者である盲目かつ記憶喪失の青年と仲良くなる。そんな中、マリーの働く療養所に仕事でヘマをして怪我を負ったサンソンが担ぎ込まれる。


美しく成長したマリーに一瞬、絶句するサンソンであったが、すぐに気を取り直して旧交を交わす。そしてマリーは、かの盲目の担当患者の相談を兄がわりとも言えるサンソンにしてしまう。マリーは件の患者に恋をしていたのだった。サンソンはマリーのため、マリーに惹かれている己を殺し、ただ彼女の幸せだけを願い、その相談に乗り続けた。


しかし実は青年には、とんでもない秘密があり、紆余曲折の果てにマリーの失恋が確定。強がりながらも心の傷を負ったマリーをサンソンが陰日向となって支えた結果として二人は結ばれる事となった。



関連イラスト編集

センシティブな作品センシティブな作品

サンマリキング大好き☆


関連タグ編集

ふしぎの海のナディア サンソン エアトン・グレナバン 幼女


リタ・ロッシ - 『明日のナージャ』の主要キャラクター。欧州人の幼女、子供のライオンと一緒にいる(こちらは二頭)、両親を亡くしているなど共通点は多い。ただし、出身国(リタはイタリア人)、生い立ちや成長過程、性格などは異なる。


小森ヒナ - 『魔女っ子チックル』の主要キャラクター。4歳くらいの幼女、ネコ科の動物(こちらは野良猫)と一緒にいる、ませていて年不相応に賢くて勘が鋭いなど、共通点が多い。ただし、こちらは昭和後期の日本が舞台かつ両親や実の姉(義姉含み)がいる。

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