素体男性がベースのふたなりの事。
わかりやすく言うならば外見的には男性である個体に男性器と女性器が両方付属している状態。
雄の生殖器官と雌の生殖器官を一個体に併せ持つ雌雄同体(しゆうどうたい)、 両性具有、アンドロギュノス/アンドロギュヌスとも称される場合もある。
本来半陰陽を指す「ふたなり」に男ベース、女ベースと言った区分は存在しないが一次、二次創作エロの類で登場するふたなりは女性がベースのものが中心となるため、わかりやすくこういった表記をとる。
男がベースのふたなりの利点/創作エロと云う観点から言えば男を相手に二穴同時責めが行える。若しくは、描き手側の属性によっては男体生理、男性妊娠、出産との抱き合わせも可能。二次創作と云う視点から云えば受け手側が外見的には全く変わる事なく穴を二つ持ちえていると云う点がミソか。
海外発祥属性のカントボーイとは似て非なるものであり(カントボーイは一言で言えば男ふたなりから男性器を無くしたもので、男ふたなりが男性器と女性器が両方存在するのに対してカントボーイには男性器が無く、男性の性器のみが女性器にすり替わっているものである。)、オメガバースともまた違う。また、所謂女体化とは完全に別物として区分される。
主にBL、腐向け作品に用いられる事が殆どであり、男性向けには窮めて少ない。
また、このタグがついている作品のほとんどはR-18である。特殊設定となるため注意書きは必須である。