JR東日本の山手線で使用されている車両サハE231-4600に関するイラストに付与されるタグ。
車両概要
E231系と称しているが、車体構造は同じくJR東日本が設計・運用しているE233系をベースにしているため、類似点が数多く確認できる。ドア配置は京浜東北線の10号車に合わせるため、車両の11号車寄りの窓の形状が特異となっている。(後述)
付随車,普通車。車両重量は26.9t。すべてJR東日本新津車両製作所で製造。
ところで、E235系量産先行車の10号車はサハE235-4620とやたら大きい番号になっているが、これは三鷹にいるA520編成が転属する際に11両→10両で余ったサハE231-4620が改造された為である。
車両投入の経緯
山手線で使用される車両はかつて、E231系500番台に統一されていたが、山手線全駅に可動式ホーム柵が設置される計画により、6扉車であった7号車と10号車(ともにサハE230-500)は4扉車に変更されることになった。
(並走する京浜東北線のリフレッシュ工事の際には、田町~田端間は山手線の線路を使用する。京浜東北線の車両は全車両4扉車であるため、6扉車に合わせたホーム柵は都合が悪い。)
7号車はサハE231-600,10号車はサハE231-4600に置き換えられ、6扉車はすべて廃車となった。
なお、この移行期間中は総武線帯のE231系(B27編成)の中間付随車を抜いた6両が、廃車となる山手線帯の6ドア車両4両を連結するという、田園都市線の5000系もビックリの編成を組んでいた。