「だがね……人間を殺すのに 力なんぞいらないのだよ……」
CV:真殿光昭(PS版格闘ゲーム版)、岸尾だいすけ(テレビアニメ版)
概要
DIOに金で雇われた男。タロットカードの「恋人」の暗示のスタンド使い。一人称「わたし(稀にオレ)」。
典雅な物腰を装っているが、本性はジョセフの脳内にスタンドを通じてDIOの肉の芽を持ち込み、人質に取るなど、卑怯な手段を使う卑劣漢で、承太郎に次々と無理難題を押し付けて下僕としてコキ使うなど傲慢さと柄の悪い口汚さを見せ、さらに不利になると卑屈な態度となり、恥も外聞もなく命乞いしながら許しを請うも、隙を見て不意打ちしようとするなど往生際悪さを見せた。
承太郎曰く「正真正銘の史上最低の男」。
最初はドネルケバブ売りに化けて承太郎一行に接近し、同行していたエンヤ婆を殺害した直後にジョセフの脳内に「恋人」を侵入させ、人質に取る。
その後、承太郎に次々と無理難題を押しつけてこき使うが、花京院の策でスタンドが追い出され窮地に陥る。
恥も外聞もなく許しを請うふりをしながら、隙を狙ってスタンドを承太郎や無関係な女の子に侵入させようとするなど、卑劣な本性をむき出しにしてあがき、さらにDIOに忠誠を誓いながら、保身の為に前金を差し出そうとする際に呼び捨てにしているなど、あまりの外道ぶりに承太郎から「正真正銘の史上最低の男」と言われ、最終的には3ページ(TVアニメ版では約20秒)に渡ってオラオラのラッシュをくらい、吹っ飛ばされて再起不能となった。
(承太郎に「許しはてめーが殺したエンヤ婆に請いな!」「そのツケは金では払えねーな!」と言われた事から、命でツケを払わされるように死亡したという説もある)
そして承太郎はメモに自分の名前を書いて放り投げ、「ツケの領収書だぜ」と言いながら、その場を去った。
最初は典雅な態度だったが、スタンドがジョセフの体内にいる間はガラが悪くなって威張り散らし、さらにスタンドが追い出されると別人のように卑屈な態度に出た。上述の調子のいいドネルケバブ売りの時を含めると短期間で合計3回もキャラクターが変わっており、ジョジョ史上屈指のキャラ変っぷりである。
ジョースター一行のスタンド能力を徹底的に学習してきたと豪語していたが、花京院からは「敵を知らなさ過ぎる」、承太郎からは「本当に予習してきたのか?」と酷評される始末で、自身と相手の能力を理解していたにしろ、それを過信しすぎたことや調子に乗る傲慢さが仇となり、敗れることになった。
スタンド 『恋人(ラバーズ)』
※イラストでは都合上大きく描かれています。
史上最弱、しかし最も恐ろしいミクロサイズのスタンド。詳細は当該記事へ。
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ラバーソール 同じく承太郎にオラオララッシュをかまされた愚か者