ストーリー
ファイレクシア生物。
初代エヴィンカー・ダヴォールは抹殺者の能力向上がウルザを倒すために必要だと考えていた。抹殺者は実際にウルザを追い詰めたこともあり、かなりの戦闘力があると思われる。
最終的には軽量化によって速度を上げ、相手を一瞬にして殺害する形態となった。
その性能もさることながら、初出イラスト(UD版)が非常にカッコよく、ビジュアル面でも人気が高かった。
エヴァンゲリオン初号機にどことなく似ている(?)ため、「エヴァ」「初号機」などと愛称が付けられていたこともあったが、現在はあまり通じないようだ。
カードとしての性能
マナ・コスト | (2)(黒) |
---|---|
カード・タイプ | クリーチャー - ホラー |
パワー/タフネス | 5/5 |
能力 | トランプル (※ブロックされても、相手クリーチャーを破壊してダメージが余るなら、それはプレイヤーに貫通する) |
ファイレクシアの抹殺者にダメージが与えられるたびに、その点数と同じ数のパーマネントを生け贄に捧げる。 |
いかにも黒らしい能力を持ったスーサイド(自滅上等)クリーチャーの代表格。
黒1マナを黒3マナに増幅する《暗黒の儀式》からいきなり出てくるのは強力で、コントロール系のような展開が遅いデッキに対してはそれだけで決まってしまうこともあった。
しかし、自身がダメージを受けると受けたダメージの分所有者のパーマネント(場に出ているカード)が道連れに破壊される、1ダメージも致命傷となりうるデメリットを併せ持つ。
その為小さなクリーチャーが出るだけでとまってしまい、赤が相手だと返しの火力を撃たれて投了といったケースもある。
当時は直接ダメージ呪文/能力を多く持つ赤があまり使われておらず、コンボやコントロールが多かったためによく採用された。
現在は環境的に厳しいためほとんど使われていない。
完成へようこそ
能力がスーサイドなのは軽量化しすぎて耐久力が犠牲になったことを表現しているのだとおもわれるが、
・・・旧ファイレクシアが滅亡した時点で、後にその欠陥が修整され祝福されし完成を遂げるなどと誰が予想しただろうか。