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アニメ版:石川正明広瀬裕也(2023年版)、実写版:渡辺大

概要編集

京都編に登場したキャラ。新井赤空の息子。新井伊織の父。


父譲りの鍛冶技術を持つが、穏やかな平和主義者で、廃刀令の明治時代では刀から包丁などの生活用品作りに舵を変え家族団欒で暮らしていた。

自分の刀が新たな時代を作る=人を殺めて時代を作る言葉の意味を理解出来ず、唯一の父の最期の遺作の血に汚れていない刀を神社に奉納していた。

全体を通して見ないとわかりにくいが、父の辞世の句を読む前から青空は、赤空の思想が理解出来ないだけで、父を嫌ってたり敬意がない訳ではない。でなければ、奉納した一振りが危険人物の張に目をつけられた時の後悔の言葉は出てこない。


息子の伊織が沢下条張に拉致された時は、争いを嫌うあまり剣心を囮に一家で逃げようとする卑怯さも見せた(但し、新井家の観点で言えば、明治の世にいきなり刀を打てだの奉納した刀を寄越せと戦いに巻き込まれた身であり、息子を守るために戦った剣心も平和に暮らしていた新井家に戦火をもたらしたも同然であり、操と翁が咎めるのは筋違いでもある)が、それを咎めた操たちの言葉や、無言で囮扱いを受け入れた剣心に何かを感じ、神社に納めていた新井赤空の最後に打った刀を剣心に信じて渡した。


その剣心に渡した刀が、不殺の刀である逆刃刀だったことで、殺人剣ばかり追求して生前の父が語っていた矛盾に疑問を抱くが、そこに刻まれた父の遺言を見て、新時代の到来のためには一度旧時代を壊し、人を殺め続ける現実を背負い、血に染まるのは自分だけにするため子に憎まれながらも孫やその次の世代のために刀を打ち続けた父の心情を理解し、改めて父の遺作を託せる相手に譲り渡す。



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るろうに剣心

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