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132話ショックの編集履歴

2015-04-11 23:56:57 バージョン

132話ショック

ひゃくさんじゅうにわしょっく

132話ショックとは、暗殺教室第132話で投下された爆弾の事である。

とっておきの殺し技(単行本派ネタバレ注意!)

ネタバレありなので見る際は自己責任でお願いします














































概要


128話ショックを経て、殺せんせーとの正面衝突に挑んだ茅野カエデ

1年間ずっと殺せんせーを殺すために牙を研ぎ続けた力を存分に発揮する捨て身の猛攻に、さすがの先生も苦戦してしまう。しかも急激な触手の酷使が茅野の身体と精神を蝕み、正気を失い暴走状態に。あと1分命が保つかの瀬戸際であった。

彼女を救うためには触手を抜かなければならないが、茅野の殺意が触手自体が持つ殺意と共鳴している間はそれができない。二つの殺意が一時的にでも収まらないとダメなのだ。

そこで殺せんせーは「茅野さんの触手に自分の急所を突かせ、殺したという手応えを与える。それで触手の殺意の方は緩むはず。その直後に他の誰かが茅野さんの殺意を忘れさせる事をしてくれ」と急遽周りで戦いを見ていた生徒たちに協力を依頼した。茅野の殺意を抑える事は標的の殺せんせーだけには不可能だからだ。

茅野を救うためには30秒以内に動かないといけない。E組面々がどうすればいいか話し合うが、殺意の塊となっている彼女の気を引く方法など、30秒以内では考えつかない。

そんな中で潮田渚は今までの授業で教わった殺し技を応用できないかと熟考していた。猫だまし、狙撃、ナイフ、いずれもタイミングの図り方や茅野の身の安全確保を考えると使えない。それでも何かないかと実際に行った技だけでなく、教えてくれた講師達の事を考えた時・・・・彼は最終的にただ一つの有効な答えを導き出た・・・



一方、殺せんせーはついに心臓の防御を解き、茅野の触手の攻撃を受ける。目論見通り触手の動きは弱まったので殺せんせーは吐血し苦しみながらも茅野の身を拘束した。



その時2人の目の前には既に渚がいた。

周りの一同は渚が何をするのかは分からないが、他に案が浮かばなかった以上全てを渚に託す事にした。



そして・・・・・渚は導いた答えを実行に移した。





それは・・・・・・・・・・

























僕が言わせない

なんと、

キスだった。




ビッチ先生直伝の、気絶必須濃厚ディープキスを…

なんと渚が茅野に正面から、ストレートに大画面で食らわせたのだ。今話の何がショックかって、これである。

E組一同もこの展開に驚愕あるいは赤面するが、日頃渚と仲が良かったりからかったりしている赤羽業中村莉桜の2人だけは、即座に写メるといういつも通りの行動をとった。

彼の舌は15hit(15ヒット目はクリティカル)を記録した。ビッチ先生の初登場時にされたキスがこのような場面で応用されるとは誰が予想しただろうか?

そして何より、ロマンチシズムの欠片もなく「ただ冷静に相手を食い殺す」ようなキスを続ける渚の気迫が戦慄的(イメージとして用いられた「ウサギに絡みつく獰猛なヘビの図」からもそれがが読み取れる)。渚は甘い気持ちでキスなんてしていない。相手を殺すための技を応用しているという認識なのである。

冷たい瞳の渚の横顔の美しさと男前すぎるモノローグが更に衝撃を生む。


「言わせないよ茅野 全部演技だったなんて E組(ここ)での思い出 皆で楽しく過ごした事 復讐しか頭に無かったなんて… 僕が言わせない」


ド草食男子肉食獣に羽化した瞬間だった。

その紛れも無い大胆描写に、早い段階から一部で大騒ぎとなっていた。

いくら手が無かったとはいえ男気見せすぎな渚に、茅野もさすがに殺意を回収された。唇から。

予想の遥か大気圏の上な展開に乾杯である。


ただ、本作での暗殺というのがあくまで殺せんせーという人外を対象にしているのに対し、渚だけは「人間を暗殺することに特化した才能」が何度も指摘されてもいる。

茅野がどれだけバケモノを倒せるだけの力を持っていても、茅野にまだ人間でいたいという気持ちがどこかに残っているのならば、渚に勝てるわけがないとも言えるだろう。

ちなみに殺意の回収は6Hit目で終了し、この時点で正気に返っている。残りの9Hitは茅野を心身ともに完全に屈服し陥落させるためのただの蹂躙であり、彼の才能の恐ろしさを示している


目にした人々を混乱に陥れた今件が茅野をE組に戻す事に繋がればいいのだが…何の迷いも無い渚の雄姿、唇の熱に蹂躙され頬を紅潮させて気を失う茅野、ある意味当事者なイリーナ先生の顔。そして歪みないパパラッチ中村&カルマに全て持っていかれた。



……補足しておくと戦闘に集中している相手というのは、それ以外のことをやられると不意をつかれた状態となって隙が出来る。

”そんなことは普通はしない”ということを戦闘中の相手にすれば、非常に大きな隙が産まれるのである。


本当、斜め上過ぎたけどな。


なお次の133話によるとキス10秒で15Hitはまだまだ。

イリーナ曰く、自分が鍛えたのだから40Hitは狙えたし

前原、岡島は25、片岡は20Hitは固いらしい。


が、それでも「殺意全開で炎をまとった触手を振り回しながら暴走する相手」に対して

瞬時に作戦を思い描き、それを一瞬の躊躇もなく実行できるのは

やはり渚の才能が暗殺者として突出している証だろう。







余談 本当にあった救済の○○○○(外部リンク付き)

勇敢な19歳少女、「キス」で見知らぬ飛び降り少年救う

唐突なキスによって自殺を未遂に終わらせた事例。暗殺教室が連載されるより以前に発生しているため、もしかしたらこれが今話の元ネタなのかもしれない…


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【ネタバレ】僕が言わせない132話ショック ※ネタバレ注意【ネタバレ】渚カエ


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