実は私は
じつはわたしは
概要
高校生の黒峰を中心に巻き起こる人外娘ラブコメディ。
タイトルのように誰かヒロインが登場したかと思うと「実は私は」○○だったという事が明かされていく。
作品愛称は「じつわた」
2015年夏頃にアニメが放送予定である。
あらすじ
隠し事が全くできない性格の高校生、黒峰朝陽。そんな黒峰はある日、密かに思いを寄せているクラスメートである白神葉子が実は吸血鬼であるという事実を知ってしまう。
登場人物
主要人物には苗字に色の名前が含まれている。
- 黒峰 朝陽 (CV:花江夏樹)
本作の主人公。隠し事ができない性格からアナザル(穴の開いたザルの略)の異名を持つ。実は白神に思いを寄せているが、ひょんなことから白神の秘密とその素顔を知ってしまい、その秘密を守るために四苦八苦することとなる。
- 白神 葉子 (CV:芹澤優)
メインヒロイン。実は吸血鬼 。普段は隠しているが、羽と牙を持っている。しかし、放課後に羽を伸ばしているところを黒峰に目撃されてしまう。関西弁で口数の多い少女だが、正体を隠すため学校では殆ど喋らず、親しい友人もいない。人間に正体がバレた場合、学校を辞めることが両親との取り決めになっていた。
- 朱美 みかん (CV:上田麗奈)
黒峰の幼馴染でメガネっ娘。新聞部の部長で、「秘密だと言われたら暴け!」がモットーの外道クイーン。だが、根っからの外道ではなく、眼鏡を外すと素直な面が目立つようになる。朝陽に対しては何とも言えない感情を抱いているらしく、かつて朝陽を容赦なくフった渚を「いけ好かない自意識過剰女」と毛嫌いしている。実は普段身に着けている眼鏡は、昔黒峰から貰った玩具の伊達メガネで、実は福の神のフクちゃんゆえ、おしゃべりに悩まされる。
- 藍澤 渚 (CV:水瀬いのり)
黒峰のクラスメイトで、委員長を務めている。実は宇宙人。非常に堅物な性格で、アイアンレディの異名を持つ少女。実際は小人で、普段見せる姿は自らを模った大型アンドロイド。
以前黒峰から好意を持たれていたが、「早い方が傷は浅く済む」という考えと黒峰のアナザルな性格から、告白される前にふるという行動に出て、黒峰にトラウマを与えた。実は人気投票一位である。そして実は私は黒峰朝陽の事が好きなのでありますだ!
- 紫々戸 獅穂 ⇔ 紫々戸 獅狼 (CV:内田彩)
白神の幼馴染。転校初日、自ら痴女を自称してきた。実はオオカミ男!?…というより父親から受け継いだDNAの為か、一種の二重人格体質。もう一つの人格・獅狼は肉体的にも男であり、白神が好きで、かつて伝説的な不良であった亞華里こと明里に憧れに近い感情を抱いており、朝陽に明里を紹介してもらおうと依頼するが、この時明里に対して禁句を口にした結果、獅狼ごしに関わらず扉にでかい穴が開くほどのパンチをお見舞いされた。「カリスマ痴女」を母に持つ。
- 紅本 茜 (CV:M・A・O)
幾千年を生き、黒峰達の通う高校の校長として腰を落ち着けた。黒峰の担任の紅本明里の高祖母だが、彼女には全く頭が上がらない。強大な超能力を持つが、悪戯に使うことが多く、調子に乗っては明里に折檻や説教などを受ける。
極度のお菓子好きで、お菓子の補充が途絶えるとお菓子を求めて凶暴化する。
- 紅本 明里 (CV:新田恵海)
黒峰たちのクラス担任。校長である紅本茜の末裔だが、悪魔の力を持たない普通の人間。
実は元ヤンで、かつては毎週1校のペースで100校の不良校を単身叩き潰し、100もの伝説を残す最強のヤンキー・亞華里であり、亞華里伝説、百度参りの亞華里の異名を持つが、明里本人にとってヤンキー時代の過去は黒歴史。
- 黄龍院 凜
朝陽の1学年下に編入してきた少女。50年後の未来からやってきたと言い放つその正体は実は朝陽の孫。中二病な言動が多い。未来世界では「カリスマ痴女Ⅱ世」たる女性に世界をほぼ支配され、凜はレジスタンス活動として歴史を変えるために過去にやってきた。タイムマシンはドラゴン型で住居でもある。
- 銀 華恋
朝陽の学校の生徒会長。実は天使だが、天使の輪を紛失してしまっている。他人のトラブルや不幸を見過ごせない作品中屈指の善人であるが、それを全く自覚せず堕天使、悪魔を自称している。悪魔である茜とは数百年に渡り、何度も殺し合った関係であるらしい。
- 桜田
黒峰の友人。無精ひげに柄シャツと、高校生に見えない外見が特徴でオネエ口調で話す。しかし性格は非常に温厚であり、黒峰の恋も基本的に温かく見守っている。
- 岡田
黒峰の友人。伊達メガネをかけている。飄々とした性格で、常に傍観者的な立場をとるが、面白半分で黒峰の恋をサポートをすることもある。
- 島田
黒峰の友人。その髪型からか仲間からは「モップ頭」と呼ばれることがある。あまりモテない性格らしく、黒峰と白神の関係を妬ましく思っている。