CV:宮野真守
概要
『蒼穹のファフナー』本編から約一年前の前日談となる『蒼穹のファフナーRIGHT OF LEFT』の主人公であり、物語の語り手。15歳。
竜宮島をフェストゥムの探知から守るため、島の一部を切り離して囮とするL計画に、パイロットとして立候補、参加する。
搭乗機はファフナー・ティターン・モデル。物語中や設定では明らかにされていないが、ティターン・モデル搭乗の僚にも変性意識はある模様。またシナジェティック・コード形成値は決して高い適性数値ではないが、同化耐久率は極めて高い。
両親はおらず、唯一の家族はプクという名の老犬。
羽佐間翔子と同じ肝臓の病を罹っており(遺伝性で、僚は母親からの遺伝)、周囲には体調の悪さを悟られぬよう、怠けぐせのある能天気な青年として振舞っている。
生駒祐未とは実は両想いであったが、互いに想いを伝えることはなく、いつのまにか恋愛感情を通り越した感情に昇華され、男女の仲を超えた深い絆で結ばれるようになった。
L計画参加後、8人いたファフナーパイロットは次々と戦死(同化・消滅)し、最終的に僚と祐未が残った。そしてついに竜宮島に帰還できるという場面になって、フェストゥムに襲撃されてしまう。
竜宮島をまだフェストゥムに探知させる訳にはいかなかったため、僚はフェストゥムもろとも海底でフェンリルを起動して自爆することを決意し、祐未とともに海底に沈み、最期の時を共に過ごし、祐未を看取った後に自身も同化・消滅した。
最期の時を過ごす際、僚は音声データでL計画の全貌を記録しており、島の住民たちは後に僚たちがどのように生き、散っていったかの詳細を知ることとなった。また、『蒼穹のファフナーRIGHT OF LEFT』は、この音声記録に添って物語が進むアニメーション作品である。