神聖衣(ゴッドクロス)は『聖闘士星矢』関連作品に登場する架空の鎧。
青銅・白銀・黄金の全てを超えた聖衣、選ばれた神々の鎧『神衣』に限りなく近づいた聖衣であるとされる。
女神アテナの血を受けた聖衣が、装着した聖闘士の極限にまで高めた小宇宙によって変化した究極形態。
かつて神話の時代にタナトスとヒュプノスが一度だけ目撃したことがあるという伝説の聖衣である。(どの星座の神聖衣を目撃したのかは不明)
見た目は黄金聖衣以上に装飾が多いフルアーマーで、その背には羽がついている。
原作では黄金聖衣と見紛う美しい金色の聖衣だったが、OVA化の際には元の青銅聖衣の色をベースとして白く輝く神秘的な色合いの聖衣に変更されていた。
種類
作中に登場した、または登場予定の神聖衣は以下の9つのみ。
原作に登場
- 天馬星座の神聖衣
- アンドロメダ星座の神聖衣
- 龍星座の神聖衣
- 白鳥星座の神聖衣
- 鳳凰星座の神聖衣
OVA「黄金魂」に登場
- 獅子座の神聖衣
- 乙女座の神聖衣
- 牡羊座の神聖衣
ゲーム「ソルジャーズ・ソウル」に登場
- 牡牛座の神聖衣
『ND』における神聖衣
聖戦後が描かれている『NEXT DIMENSION 冥王神話』では、アンドロメダ星座の神聖衣が青銅聖衣に戻っていたことについて、「神聖衣はまぼろしの形であり、役目を終えた神聖衣は聖衣櫃の中で元の階級に戻ったのだろう」と沙織が瞬に説明している。
沙織も断定しているわけではないのでこれが本当の理由かはわからない。
ただ、神聖衣は恒久的な形態ではないというのは間違いないようだ。
『LC』における神聖衣
前聖戦時代を描いた物語『THE LOST CANVAS 冥王神話』でも、主人公のテンマがその聖衣を神聖衣まで進化させる。
しかしその時点でタナトスとヒュプノスは既に封印されていたため、テンマの纏った神聖衣をその目にすることはなかった。
ちなみに神聖衣のカラーリングはOVA準拠。