CV:安芸けい子
概要
ノーブル学園女子寮の寮母を務める、物腰穏やかな老婦人。
一般的な寮母は食事の世話をするのが主な仕事だが、彼女は専用の一室を与えられ、生徒の外出許可の承認を行うなど、寮全体の管理責任者を任されている。「寮母の白金です。」の台詞と共に突然現れることが多い。
ルールさえきちんと守れば口うるさい事も言わず、パフの飼育問題が発生した時も、「寮で起きた問題は寮生で解決するのが習わし」と、生徒の自主性を尊重している。
どんな場所にも気配を感じさせずに突然現れる不思議な人物で、去るときも音もなく突然消え去る。
また意外なスキルも多岐にわたって持っており、9話で開催されたノーブルパーティでは何とバーテンダーとして登場。はるか達に特製ミックスジュースを振る舞った。
神出鬼没で謎が多い人物のため、「忍者の子孫」、「実は三人いる」、「テレポート能力がある」などの噂話がきららの母ステラの在校以前から続いている。
第10話で彼女もまたノーブル学園の卒業生であった事が判明する。
首から下げた金色の鍵を持っているが、これは歴代の卒業生が夢を綴ったタイルを張った秘密の水車小屋の窓を開けるための鍵であり、水車小屋がある秘密の薔薇園の管理人でもある。
また彼女はタイルの寄せ書きをはじめた最初の世代であり、薔薇園の誕生そのものに関わっている。
第17話では直接的には登場していないが、天ノ川ステラからの電話連絡を受け、はるかとみなみの外泊許可を即刻出している。
幾ら、社会的信用のある著名人であり、卒業生かつ在校生の父兄とは言え、今現在は寄宿生でない者からの電話だけで、正規の届け出の無い外泊を許可するというのは、些かルーズというか、融通効き過ぎな感もある。
これは天ノ川ステラが在校時代から、白金の信頼が厚かった事の表れだと思われる(もしかしたら、何か弱みを握られていたとも考えられるが)。