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甘粕正彦(相州戦神館學園八命陣)の編集履歴

2015-07-02 22:22:18 バージョン

甘粕正彦(相州戦神館學園八命陣)

あまかすまさひこ

相州戦神館學園八命陣の登場人物

概要


CVヘルシー太郎

身長:?(190cmの神野とほぼ同じだと思われる)

体重:?


相州戦神館學園八命陣ラスボス

本人の時代で戦争状態だった大日本帝国の憲兵隊に所属する軍人。階級は大尉であり、百合香などからはそう呼称される。黒髪の長髪、足めっちゃ長い。各所の意匠が金色の戦真館のものに似た軍服を着用し白いマントを羽織った若い男性で、黒い軍刀を携えている。


神野明影を配下として物語の裏で暗躍し、そしてべんぼうと同盟関係にある逆十字の首領・柊聖十郎とも事実上の同盟関係にある。

また夢界関係者全員が恐れあるいは警戒する裏勾陣の百鬼空亡を呼び寄せた存在とされ、唯一空亡の攻撃対象にならずある程度制御することができる。


その正体は四四八と同じ邯鄲を統べる盧生であり、誰より最初に邯鄲へ足を踏み入れその驚異的な

意志力と勇気を以って邯鄲を制覇した最初にして最強の盧生。

最初は邯鄲法を研究していた聖十郎のモルモットとして邯鄲に関わったが見事盧生として聖十郎の術に適合。その後余生が長くない聖十郎のために少しずつ夢を現実に持ち帰りながら邯鄲の攻略を進め、現実時間で10年をかけて邯鄲を制覇した。

物語開始時点で邯鄲を制覇した盧生は彼一人のみであるが、前人未到つまり何の知識もない状態から踏破した尋常成らざる意志力から二番目以降の邯鄲攻略者が現れてもまず彼には敵わないだろうとされている。



↓ネタバレ注意!!!↓






人物

作中で起こったことのほとんどの発端を担っており、諸悪の根源と言ってまず間違いない。

しかし基本的に彼自身の思想は善人的であり、四四八が戦真館の教えの中で最も気に入った「戦の真」と同じである 「我も人、彼も人。故に平等、基本だろう」 と語るなど、倫理・人道に厚い人格者である。

愛や勇気などの「人間の輝かしさ」を心から愛しており、そういったものを示す人物には心からの尊敬を抱く。

しかし、「畜生を人と同列に扱う自称愛の戦士たち、被害者に対して加害者を許せと見当違いの善意を宣う偽善者共、匿名性を利用し、相手の顔を見て罵倒する覚悟もないくせに糞を口から垂れ流す愚図の群れ」といった堕落した存在(もろに現代人)を嫌悪する。

上記の通り思想そのものは人格者なのだが、問題なのはその上で「人の素晴らしいところを滅ぼしたくない」という願望、欲求に対し積極的なこと。

そのため、気に入った人間に対して試練や悲劇を用意してそこに叩きこむ等といった行動を起こす。


邯鄲におけるループの中で、高度文明化していく社会の中、世界は正に彼が嫌悪する堕落した存在で溢れかえっていく事を目撃し、試練を叩きつけることを決意した。

これが、相州戦神館學園八命陣の根本的な原因である。


本人曰く、「魔王として君臨したい」。彼の望みは「自身が脅威として君臨し、生きることが難しい世界の中で人々が抗う姿を見ること」である。

基本的な倫理観を弁えてるにも拘らず作中の凶行を起こすなど非常に快楽主義的であり、「興が乗った」・「ついついやり過ぎた」などで重要人物を殺しかける、もしくは殺してしまう(プロローグでは柊四四八をうっかり殺してしまった。八命陣の最終決戦でとんでもないことをしでかした)など刹那的な性格でもある。


一目見て一発で「こいつラスボスだ」と分かるレベルの凶悪な顔つき(ツリ目三白眼・歯をむき出しにした笑顔・紫色のオーラ)、ドスの利いた声など第一印象ではどう頑張っても善人には見えない(見えた方は病院に行った方がよろしい)。

であるにもかかわらず、信念や言動は(人類愛を掲げる盧生であるため)善の側そのもの。夢と希望がある限り立ち上がるおよそ魔王とはかけ離れた所業や、喉が枯れ果てんばかりに人類愛を説くその姿から、勇者型魔王や邪悪なアンパンマン、又は闇の修造などという例えがある。


声はヘルシー太郎氏の演技が光っており、特に技名を叫ぶ際にいちいち気合いを入れすぎる癖がある。だがそれがいい。



最終決戦

最終章では、ついに現実へ進軍。四四八たち戦真館を迎え撃つ。

戦真館の仲間たちが甘粕の眷属をそれぞれ撃破し、お互いのアラヤ(全人類の普遍無意識)に見守られつつ、ついに二人の盧生が完全な状態で衝突しあう。

まず「このような未来は何としても防がねばならん」とまるで世間話のようなノリでリトルボォォォイ!を目の前で炸裂させ四四八を戦慄させる。次には世界最大の水爆、ツァーリボンバァァァァ!!!(リトルボォォォイの6600倍。第二次世界大戦で世界中で使われた火薬の10倍に相当)をまたまた目の前に創形する。3つ目は米軍が核兵器に変わる戦略兵器として研究をしていた神の杖、ロッズ・フロォム・↓ゴォォォォッド↑↑ォォ!!!(プロローグで四四八をうっかり殺してしまった)を創形する。これに対し四四八は栄光の急段で肝臓を対価にして消滅させた。

以上のように、悪夢の戦略兵器を豪快にブッ放しまくったがこれらもたたの創形に過ぎない。



次は、お互いに急段を発動し、甘粕は「斯く在れかし・聖四文字」(あんめいぞぉぉいまデェウスゥ!)に象徴される「脅威に対して奮い立つ勇気」を、四四八は急段「犬江親兵衛仁」(まさぁぁぁし!!)に象徴される「仁なる背中を見ることで湧き上がる勇気」を力に変える、言わば選挙に近い形式の戦闘を繰り広げる。


ちなみに、この急段は盧生の強さを決定づけるシステム自体が下敷きになっているといえる。

盧生の強さとは、普遍無意識をどれだけ自らが占有できるかで決定されるため、その盧生の主義主張に潜在的に賛同する者が多ければ多いほど、その力は強化される。

ゆえに、盧生同士の戦いとは、普遍無意識に内在する「人類の意志」がどちらの思想に賛同的か、どちらがより人類にとって普遍的な思想なのか、という主義主張のぶつかり合いによって行われる。

それは全人類を投票者になぞらえた壮大な選挙に他ならない。

甘粕は軍刀の一振りで海を割り市街地を破壊し山脈を消し飛ばしたが、それを正面から受け止める四四八の背中を見た人々の勇気が甘粕へ立ち向かう勇気を上回る事によって防いだ。



最終局面へ移行、―終段、顕象―

四四八は八犬士を、甘粕は海原に住まう者・血塗れの三日月(フォーモリア↓クロウクルワッハァッ!!)(ケルト神話における死の神である邪龍と魔神バロール)を召還する。

八犬士がクルワッハを、四四八はブリューナクの槍を飛ばしてバロールの魔眼を打ち抜いて撃破し、八犬士の「悪を許さない心」でアラヤから邪神を引っ張り出すアクセスを甘粕から奪うと、9対1で村雨丸!などで(フルボッコ)猛攻撃し、最後には全員の力を結集した光の槍で甘粕の心臓を貫きふっ飛ばす。

……が、「諦めなければ夢は必ず叶うと信じているのだぁぁぁぁ!!!」と叫び全快で復活。

直後に八犬士全員で遮断しているアクセスを強引に繋ぎ直し(1人の精神力で八犬士を上回って)、そして(スイッチが入ってしまったか...)つぅいだぁん!けぇんしょぉう↑↑(終段、顕象)―大黒天摩訶迦羅(マハーカァラアアアア)!!!

「夢を諦めない心」によってついについに世界中の神話でも最高格の破壊神であるシヴァ神の化身を召還してしまう。三叉戟(トリシューラ)によって八犬士の半分を消し飛ばしたが、ノリと勢いという名の暴走はもはやとまらない!

なんとその愛と勇気で全人類の普遍無意識を超越してしまいアラヤを驚愕させる。

さらにその強大な精神力とノリによって世界中の神話の神々を数千以上召還し関係も繋がりも無い神々を無理矢理戦わせ強引にラグナロオオオオクッッ!!!(神々の黄昏)を顕象する。

かつて四四八を殺した時のように「つい」その場の勢いとノリで世界を滅ぼそうとしてしまう。

最終戦争によって生じた力場に世界が飲み込まれ無になり、もはや楽園(ぱらいぞ)も糞も無い!悠久に渡って練ってきた自らの夢、人類救済の為の計画を一時のノリと勢いでまたもや御破綻にしたのだ!

あわや世界滅亡と思われたその瞬間、それおも超える大馬鹿が夢を破棄(アラヤとの繋がりを切断)し生身で特攻。真の勇気を説きながら黄昏を踏破し最後の一撃を叩き込んだ。


―決着―

四四八の最後の一撃で全てを納得。悔いも無く「認めよう、俺の負けだ!」と四四八を真の勇気と強さとを持つ男だと認めた。四四八に全てを託し、大の字で「万歳!万歳!おおおぉぉォッ、万歳ァィ!!!」と万歳三唱を叫び、大の字で歓喜の豪笑をあげながら魔王は黄昏に散っていった。

恐らく、これほど潔く大満足で散った悪役など彼ぐらいだろう。


続編の万仙陣ではこの最終決戦が甘粕事件として世界史に載る事となる。

盧生としての属性は「審判」


ちなみに実在した大日本帝國の憲兵である甘粕正彦がモデル。


関連タグ

軍人

馬鹿

魔王

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