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人物
『マギ』のもう一つの世界、アルマトランの人間であり、ソロモンがリーダーとなる「抵抗軍(レジスタンス)」に所属。
耳の下で二つに分けて結わえた大きなおさげと赤茶色の髪が特徴。額には、ソロモンと揃いの三日月形の装飾を付けている。
ソロモンよりも背の高い女性である。
ソロモンの元召使いであり、彼を「坊ちゃん」と呼ぶ癖が長らく抜けなかった。その度にソロモンからは、自らを律する戒めのためにも「二人いる時は対等な立場でいろ」と頼まれていた。
そのように、ソロモンと最も気の置けない仲を築いていたらしく、彼に杖を用いた剣術を仕込んだのも彼女。ソロモンに次いで他メンバーを率いる立場にあったと思われる。
シバがメンバー入りしてからは、彼女の姉や母のような立場にいたが、後に「対」となる立ち位置を二人で考え上げる。
宝玉を先端に埋め込んだ、広げた羽根の形の神杖を持つ。
その正体
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長く本編で語られつつも正体不明であった「裏切りのマギ」。
アル・サーメンを率いてアルマトランを滅ぼした張本人であり、現在の世界もまた滅ぼそうとしている。
アルマトラン編が始まるまでは、恐らく大体の人が彼女が裏切りのマギと思っていた人も多い筈。なにせアニメ版では裏切りのマギを迎え撃つソロモン王の隣にいたほどである。
その詳しい出生は不明だが、生まれた時からイル・イラーの声が聞こえていたと言う。
イル・イラーを「我らが父」と涙を流して崇め奉り、それに従い、アル・サーメンを作り上げ、黒ルフの研究をし、ソロモン王が亡くなる寸前にイル・イラーを降臨させ、アルマトランを死の世界へと陥れた。
その後は、ソロモン王の眷属たちとウーゴにより、別世界にアル・サーメン達と封印されたが・・・・・・。
神杖は、以前から使っていたものではなく、シバの神杖を使っている。
反乱の最中にシバと一騎討ちをし、動けなくさせるほどの深手を負わせたうえ、彼女から神杖と王妃の装飾を奪ったからである。その際、わざと周囲に聞こえるように大仰な芝居をし、自分がそれまで使っていた神杖と装飾は捨てた。
実在する創造神に対する信仰心が根底にあるだけになかなかに評価が別れており、邪悪な狂信者ともいわれる一方、彼女は単に熱心な信者に過ぎず、ほぼ100%ソロモンに責任があるのであり怒り狂うのは当然である、と真逆の見解も存在する。