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概要

主人公・蒼月潮の実母であり、白面の者を封印する結界を維持する三代目お役目様

ぱっつん前髪のとても長い黒髪と同様の濃い眉毛が特徴の女性である。

旧姓は日崎須磨子で、日崎御角の子孫にあたり、強大な霊力を持つ日崎家の血筋である。

江戸時代に生まれ、物語から100年以上前に日崎御角よりお役目様の使命を受け継いだ。

あるとき須磨子は自分が立派な殿方に嫁いで男子が授かり、「潮」と名付けられたその子が獣の槍を振るう夢を見た。

それを聞いたジエメイは彼女が獣の槍伝承者を産むと確信し、二年間の猶予を貰い、お役目様の任を解かれ世俗へと戻っていった。

そこで獣の槍の伝承者になれなかったため荒んでいた若き蒼月紫暮と出会う。

須磨子は自分の道に迷う紫暮に人それぞれの使命を説き、自分の二年間を預かって欲しいと訴えた。

こうして二人は日崎御角の仲立ちで祝言を挙げ、をもうけたのである。

それから時が流れ、須磨子はお役目様の任に戻っていた。

そこへ白面を討とうと神野率いる西日本の妖怪たちが攻め入ってきたのだ。

この戦いで復活しそうになった白面を最終手段の極限結界溜を使って無理やり封印したため須磨子が結界を維持できる期間があと4ヶ月と大幅に短縮してしまった。

しかもすぐそこにが来ていたのを知りながら、事態故に会うことが叶わず須磨子は目を瞑りながら涙した。

白面との最終決戦の前についにと会うことができたが、それがを暗黒面へと落ちる引き金となってしまう。

それによってうしおとらは致命的な仲違いを起こし、激しい憎しみのまま白面に挑んだは敗れ獣の槍を砕かれてしまった。

そして白面との最後の戦いのときは四代目お役目様としての能力を覚醒した真由子と共に白面を拘束する結界の中心となった。

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