概要
外見は着物を着た品が良さそうな初老のおばさんである。
貧しい村娘として生まれたが、力の限界に近づいたゆきの霊体から使命を受け継ぎ、夫と子供を残したままお役目様となる。
そして物語から約100年前に彼女も力の限界に近づき日崎須磨子(後の蒼月須磨子)にお役目様の使命を引き継ぎその任を解かれる。
その後は光覇明宗の指導者的役割を担うようになった。孤児だった凶羅和羅兄弟の親代わりもしており、さすがの凶羅も彼女の前では素直になる。
役目を退き力が衰えたとはいえまだその力は健在であり、明治時代には飛頭蛮を封じている。
くらぎが光覇明宗の総本山を襲撃したとき、駆けつけた潮と語らった後、最後の結界を放ってこれを倒し、自らも力尽きて倒れる。
潮の腕の中で息を引き取る際に後の白面の策謀による混乱を予感してか戒めるような言葉を残している。
ちなみに御角は潮と真由子の400年前の先祖に当たり(つまり潮と真由子は遠い親戚である。)、真由子が若い頃の御角そっくりなのはその血を受け継いでいるためである。