概要
アイドルマスターシンデレラガールズのキャラクター・島村卯月とアニメ版のオリジナルキャラクター・武内Pのコンビタグ。ユーザーによってはカップリングとしても使用。アニメでさっそく映像になったアイドルとプロデューサーの二人組である。
経緯
アニメ版のストーリーは、養成所でレッスンに励んでいた卯月とプロデューサーが出会うところから始まる。プロデューサーの方はアイドルのプロジェクトのメンバースカウトとして養成所に現れたのだが、その目つきの悪さとガタイの良さ、そして無口な雰囲気からくる威圧感のせいで当初卯月には不審者(というか怖い人)と勘違いされた。誤解を解いたうえでプロデューサーが先述のプロジェクトに関する説明をしたことで卯月は自分のアイドルデビューが決まったことを知るのである。
その他
一部の視聴者からは「卯月は武内Pの癒し並びに支えになっている描かれ方をしている」と言われている。
二人の初顔合わせの後、プロデューサーは凛のスカウトに回るが、アイドルに興味がないと言う凛ははなかなか応じてはくれず、スカウトは難航する。しかし、何度目かのスカウトの際、卯月がプロデューサーに同行を申し出たことで卯月と凛は再会(卯月と凛の初対面については1話を参照すべし)。そこから凛の愛犬ハナコの散歩がてら、二人は本格的に交流を深めることになる。アイドルになる夢を語る卯月を見て心を揺さぶられた凛は、後日ついにスカウトに応じるのである。
また第7話では、ミニライブの出来事をきっかけにプロデューサーは未央と凛から失望され、過去の失敗の記憶が去来し、精神的に追い詰められることになる。こうした危機的状況にあって、プロデューサーは風邪を引いて休んだ卯月の下へ見舞いに訪れる。プロデューサーは、未央や凛と同じように卯月からも失望の声を投げかけられるではと身構えるが、なお前向きな姿勢を崩さない彼女の精神的な強さに驚き、未央と凛の信頼を取り戻せるよう決意。こうして、ニュージェネレーションズ解散の危機は回避された。
これからいろいろなエピソードが描かれていくが、NGs解散とプロデューサーの挫折再発の防止に間接的に貢献するなど、そうした意味では卯月がやや特別な立ち位置にいるようにも感じられる。卯月にとってプロデューサーはアイドルになる自分の夢をかなえ、それから様々な経験をさせてくれる希望である。故に卯月はプロデューサーへの信頼を失っていなかったのである。