概要
マシンメサイアとは、漫画「ファイブスター物語(FSS)」に登場するロボットのこと。
物語の主要な時代である「星団暦」よりも過去の時代、「AD世紀」において騎士が搭乗し、
当時の超大国「ファロスディー・カナーン超帝國」をはじめとする国家において、
運用されていた機体である。「マーシンメース」という呼称も存在する。
星団暦に入って後、モーターヘッド(MH)が主流となり、マシンメサイアは姿を消したが、
なんと、性能ではマシンメサイアはモーターヘッドを上回っていたようである。
どういうことなの・・・。
連載再開後
2013年4月の連載再開後、FSSに登場するロボットが、
「ゴティックメード(GTM)」に改称、デザインを一新した事に伴い、
モーターヘッドと統合される。同時にモーターヘッドとの間にあった性能差も解消された。
(なかった事にされたとも言うが)
本編登場機
「焔星(イェンシー)」
ファロスディー・カナーン超帝國のマシンメサイア。単行本では9巻に登場。
登場エピソードで「イェンシングフェイディー・ディグツァイト」とも呼ばれているので、
多分、超帝國時代にはこの呼称も用いられていれたのかもしれない。
なお、本機が搭載していたものと同型のイレーザー・エンジンが、
超帝國の伝説的指導者、「炎の女皇帝」の意匠を持つMH「ジ・エンプレス」に搭載されている。
ちなみに、これは余談となるが、「ニュータイプ」1997年11月号で本機が登場した際、
白い機体色で登場したが、単行本収録時には、機体色が赤に変更された。
初登場時の「白い焔星」は、「リブート」の方に掲載されている。
「A.U.G.E.」
A.K.D.が保有しているマシンメサイア。通称「オージェ」。単行本では10巻で登場。
「アナミー・ユニゾナー・フォー・グリーン・エンプレス」「アウゲ」とも。
グリース王家時代より伝わる由緒正しいマシンメサイア。
改造が施されており、星団暦の騎士でも使用可能な機体となっている。
「聖院」グリーン・ネイパーが色々な装備を詰め込んでボォスに持ち出し、
そのまま本機で魔導大戦に参戦した。