概要と沿革
会津鉄道会津線～野岩鉄道会津鬼怒川線～東武鬼怒川線にまたがり、会津若松～鬼怒川温泉/東武日光間に運行される快速列車。会津地方と鬼怒川エリアを直結している。
名鉄から譲渡を受けたキハ8500系を使用して2002年に会津若松～会津田島間で運行を開始。その後急行南会津が廃止された2005年から会津若松～鬼怒川温泉での運行となった。2010年にキハ8500系に代わって自社発注のAT-700/750を導入し、2012年に会津若松～東武日光間を直通する1往復が増発され、現在は会津若松～鬼怒川温泉で2往復、会津若松～東武日光で1往復の運行。
快速列車であるため別料金はかからない。
停車駅パターンは2つあり、会津線内全区間で快速運転するものと、会津田島以南で快速運転するものが存在する。なお東武線内は各駅停車である。
車両
会津鉄道保有の気動車での運行である。このため2015年現在大手私鉄で運行される唯一の気動車列車となっている。
AT-700/AT-750
AT-600/AT-650(元AIZU尾瀬エクスプレス)
AT-700/750はAIZUマウントエクスプレス向けとして開発された車両。AT600/AT650は以前運行されていたAIZU尾瀬エクスプレス(会津若松～鬼怒川温泉)で使用されていた車両で現在はAIZUマウントエクスプレスの予備車として共通運用される。
いずれも新潟トランシスの標準的な軽快気動車の車体で両運転台車だが、快速向けのためAT-600/650が転換式クロスシート、AT-700/750が回転式リクライニングシートとなっている。
関連
(後日追記)
