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薙切薊の編集履歴

2015-09-14 06:13:07 バージョン

薙切薊

なきりあざみ

薙切薊とは、漫画『食戟のソーマ』の登場人物。

概要

薙切えりなの実父。おそらく遠月茶寮料理學園の卒業生と思われる。

整った顔立ちであるが、黒のスーツにコートを身に纏い、実業家やマフィアのボスを思わせる、どこか威圧的な様な風体の持ち主。髪型はオールバックで、一部の髪は白くなっている。


口調は穏やかであるが、発言の内容は慇懃無礼そのもので、自分の意にそぐわない者を容赦なく見下し、それらからの罵声等は意にも反さない、冷徹な人物。

徹底とした美食至上主義であるらしく、美食を追及した料理を「芸術」と例えるのに対し、それに値しないものは「餌」と断言する程。また、真の意味での美食は、限られた者だけの間で価値を共有すべきものとしている等、選民思想にも似た思考をしている。


理由は不明であるが、10年程前に遠月から追放されているらしく、食品関連の実力者達からは忌み嫌われてるのと同時に恐れられている。また、実の娘であるえりなには、一見すると優しげに話しかけているが、当人は薊の存在に激しい恐怖心を抱いており、普段の自信に満ちた様子とは打って変わって、別人の様に弱々しく身体を震わせていた程。なお、えりなに初めて料理を教えたのは、薊であるとの事だが、かなりの悪影響を与えてしまったらしく、義父である薙切仙左衛門からは、えりなの教育を任せてしまった事を「最大の失敗だった」とまで評されている。

遠月から追放された後、遠月ではその存在に関する記録が徹底的に抹消されており(強いてあげるなら図書館の古い料理誌くらいにしか残っていない)、新戸緋沙子の父親も「禁句」として彼に関する質問をしてはいけない事になっている。これらの点からも、遠月や料理会ではかなりの危険人物として扱われている様である。


追放後の行方は一切分からなかったが、遠月学園の学園祭である「月饗祭」の最終日にて、突如えりなの経営するレストランに姿を現す。現在の遠月の状況を憂いているらしく、遠月を「あるべき姿」に正すべく、改革を行う事を宣言する。

そして、10年ぶりにえりなに料理を振舞ってもらうべく、城一郎用として空けられていた席に座り、えりなに料理の要求をするが、そこへ幸平創真が姿を現す事になり、興が冷めて店を出た薊は、そこで義父である仙左衛門と再会する。

腕さえあれば誰でろうと問題は無いと語る仙左衛門に対し、薊は下等な生徒を排除すべきであると主張。既に遠月十傑の過半数を味方につけていた事で、仙左衛門に代わって自らが遠月学園の総帥に就任する事を宣言するのだった。


なお、余談だが、堂島銀が所有している卒業生アルバムに載っている、当時の遠月十傑のメンバーリストには、「中村薊(なかむら あざみ)」という名が第三席として記入されている。これが薙切薊本人だとすると、城一郎や堂島とは同じ第69期で、なおかつ彼らに並ぶ実力を持った料理人である事が伺われる。


関連タグ

食戟のソーマ 薙切えりな

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