「ビビ様 私は… あなた方ネフェルタリ家に仕えられた事を 心より 誇らしく思います」
概要
アラバスタ王国護衛隊副官でアラバスタ最強の戦士と言われる。
悪魔の実の能力者で、その能力から『ハヤブサのペル』と呼ばれている。ちなみにアラバスタではハヤブサはジャッカルと共に王家の敵を打ち滅ぼす守護神として崇められる存在である。
能力
名前 | トリトリの実モデル隼(ファルコン) |
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解説 | 体を隼に変化させる |
種類 | ゾオン(動物)系 |
隼に変身し、自由に空を飛び回れる「隼人間」。
世界でも僅か5つしか確認されていない飛行能力を持つ悪魔の実の能力者。隼らしい目にも留まらぬ猛スピードでの飛行が可能であり、一人か二人なら人間を乗せながら飛行する事もできる。さらに遥か上空からでも地上の様子を確認できる驚異の視力を持ち、戦闘から偵察まで幅広く活躍できる。
獣人型では腕が隼の足のように変化し、その鋭い爪を武器として振るう事も可能。また、剣やガトリングガンなどの武器の扱いにも長けており、空を飛びながらそれらの武器を駆使し、瞬く間に敵を殲滅する。アラバスタ王国最強の戦士という肩書は伊達ではない。
技
飛爪(とびづめ)
風の如く素早く敵の合間を縫うように飛び、すれ違った者を鋭い爪で刈り取る。
活躍
アラバスタ編において、帰還した王女ビビを守るためバロックワークスNo.2のミス・オールサンデー相手に戦いを挑むも敗北した。
その後、オールサンデーを追いかけたところバロックワークス社長サー・クロコダイルに負け瀕死の重傷を負っていたルフィを発見し保護、ルフィの命を救った。
そしてアラバスタ編終盤、クロコダイルの指示によりしかけられた巨大爆弾の爆発から王国を守るために自ら爆弾を抱え空に飛び上がりアラバスタ上空で爆発に巻き込まれた。
人気について
本来味方の副官キャラというのは、脇役としてその編が終われば忘れ去られるか、印象が薄れてしまうものである。しかしペルの場合、精悍な顔立ち、珍しい飛行能力を持った能力者、爆弾を抱えて飛び上がり自己犠牲で国を守った等、作中でインパクトを読者に残しているため、現在でもペルのファンは多い。
また、爆弾を抱えて国を守った後、読者はおろか作中の人物達もその死亡を疑わなかった(お墓まで作られた)にも係わらず生還している事から、“不殺主義のONEPIECE”を語る上でよくネタにされるキャラでもある。