CV:二又一成
概要
『賭博破戒録カイジ』にてパチンコ「沼」でカイジと共闘する中年男性。52歳。カイジには「おっちゃん」と呼ばれる。
普段は標準語だが、興奮すると関西弁が入り混じった喋り方になる。 かつては有名なゼネコンで現場監督をしていたが、不況のあおりを受けて自主退職させられた後、無為にパチンコ三昧の日々を送る。妻子に愛想を尽かされて離婚し、その際に預貯金や資産を処分し、以後は警備員の仕事をしながら貧しいアパートに住む。家族とのヨリを戻すため離婚後に残った2000万円を軍資金に人喰いパチンコ「沼」の攻略をしようとしていた時に、地下王国から一時的ながらも抜けることが出来たカイジに偶然出会い、人並み外れた金に対する気配を察知し誘う。自身の計画による一度目の挑戦は失敗するも、カイジの計画にのった二度目の挑戦では様々な奮闘をみせ、紆余曲折を経て、カイジと遠藤と共に苦戦の末「沼」で大当たりを出すことに成功。約1億5000万の大金を手にする。
『賭博堕天録カイジ』では、「沼」の金で1億3000万の高級住宅を購入することによって妻と娘とのヨリも戻し、その家に恩のあるカイジを元旦に招待する。ところが、そのまま50日も居座り働きもせず自堕落な日々を送るカイジに呆れ果て、手切れ金300万円をカイジに渡して追い出す。
自分そっくりの顔の娘、坂上美心(みここ)がいるが、坂崎は人並み外れた美貌と思っており、悪い虫がつかないか昼夜を問わず警戒している。カイジを家から追い出したのもカイジと美心が関係を発展させるのを恐れていたというのが大きかった。「沼」の大当たりを機にギャンブルをやめることを誓い、家族と共に過ごせる日々の幸せをしっかり噛み締めている。