曖昧さ回避
ミス・モノクローム -The Animation-の登場キャラクター
概要
鞣河小学校所属。学園生活部とともに行動している。みんなからは「るーちゃん」と呼ばれている。
薄いベージュ色の髪に茶色いたれ目。茶色いボンボンの髪留めを動物の耳のようにつけている。蝶ネクタイ、大きなボタン、動物の手のような形のポケットなど装飾品の多い服をきている。熊のキャラクターのポシェットをいつも付けている
無口で最初学園生活部と出会ったころは何も喋らなかったが喋れないわけではないらしい。
静かで自ら行動することはないが子供らしく笑ったりふざけたりする一面もある。
以下、ネタバレ注意。
数ヶ月水と食料がない状態で小学校に立てこもっていた。くるみが一目見て「調べるだけ無駄」と判断し、聴覚が鋭いはずのゆきも助けの声を聞きとれなかったが、りーさんによって奇跡的に助けだされた。
失語症を患っており、本名不明。名前を言うことが出来ないのでりーさんの妹と同じ「るーちゃん」という名前で呼ばれており、当人もそれを受け入れている。
りーさんによく懐いており、救助されて以後は常に行動を共にしている。また、ゆきとも仲が良い。
……そんな都合がいい奇跡、ある訳がない
正体には諸説あるが、少なくとも生きた人間ではあり得ないというのが大多数のファンによる考察である。ボウガンの少年によって物として認識されている節がある。
一説にはヒゲクマぬいぐるみの『グーマ』(原作ではゆきが名づけ、アニメでは5話の次回予告でゆきとめぐねえが話題に出している)を妹だと思い込んでいるのではないか(※)とも。
(※注:入ることの叶わなかった教室前にゆきがお供えしていた「グーマ」を、
りーさんが持ち帰ったと考えれば辻褄は合うことから。また、36話の扉絵も正体を示唆している。)
様々な出来事によって立て続けに精神が打ちのめされた後にるーちゃんの話題を出しているため、
るーちゃんが本当に実在していたのかすらそもそも怪しいが、
妹が通っていた小学校もまたパンデミックに遭っていた事実への直面で追い打ちをかけられ
いよいよ妄想に囚われてしまったと考えることはできるだろう。
(行方知らずになった妹の安否からの逃避の為にゆきや畑の世話をしていたのか
パンデミック以前に亡くした喪失感を埋める為、ゆきや畑の世話をしていたのかも一切不明。)
学園生活部の皆は(かつてゆきの中の『めぐねえ』にそうしたように)るーちゃんが生きた人間であるように振舞って彼女と会話をしている。
ただし、りーさんに話を合わせることができるのは以前りーさんから『るーちゃん』について色々聞かされていたゆきだけである為(しかもそのゆきですらるーちゃんの正体をわかっているようである)、くるみとみーくんの二人はほぼ三人を見守ることしか出来ないというのが現状である。