－起動！ 換装！ 薙ぎ払え!!
概要
｢デッキビルドパック ダークセイヴァーズ｣より登場したカード群。
メインデッキの閃刀姫モンスターは戦士族、閃刀サポート・リンク閃刀姫モンスターは機械族で統一されている。
当時は珍しい女性、美少女がメインとなる実践向けのテーマ。登場以降このカテゴリを出張したデッキが多くの大会で高成績を上げており、対戦環境から離れた後も好んで使うプレイヤーは多い。
非常に人気の高いカード群である事は公式も把握していたため、OCGオリジナルテーマの代表として新たな商業展開がされる事も多い。
Vジャンプの『遊戯王OCG STORIES』の第1弾として閃刀姫を題材とした「閃刀姫編」が連載された。単行本は全3巻。
同作ではカードストーリーとは異なる独自のシナリオで新キャラが多数登場し、数多くの新モンスターがOCG化している。良くも悪くもフレーバー重視の効果を多数持ち、既存の閃刀とアンチシナジーとなるモンスターも多いが、最終的にはテーマの基盤を強化している。
また、25周年特別映像「Yu-Gi-Oh! CARD GAME THE CHRONICLES」ではラストシーンで遂にアニメ化。
これに続き、2025年4月から「Yu-Gi-Oh! CARD GAME THE CHRONICLES」と題したショートアニメとして、閃刀姫が単独でアニメ化されることが発表された。(白の物語も同時配信)
マスターデュエルではそれの連動として、2025年2月の3周年イベントではアニメ視聴が可能な閃刀姫のソロモードが実装された。
カード性能の傾向
専用サポートとして『閃刀』魔法カードがあり、これらは自分メインモンスターゾーンにモンスターが存在しない事を共通の条件とする代わりに、多くが3枚以上の魔法カードが墓地にあると追加効果がある他、1ターンに1度などの発動回数の制限が無いのが特徴。
EXモンスターゾーンに閃刀姫リンクモンスターを置けば、モンスターを維持したままこれらの魔法カードを発動出来るため、これらのカードと組み合わせるのが【閃刀姫】の基本戦術となる。
この条件と折り合いをつけつつ出張が見込めるモンスターとしては、レイと属性が同じで打点不足をカバーでき、かつ自身をフィールドから離せる「闇黒の魔王ディアボロス」、「セリオンズ“キング”レギュラス」などが候補に挙げられる。
また、自然と墓地に多くの魔法カードが存在するようになるので、「神聖魔皇后セレーネ」を用いて「打点5300」を呼ぶというのも手段の一つ。
苦手なものはカード単位だと魔法族の里やナチュル・ビーストなどの魔法の発動そのものを封じる永続カードや、無理やりメインモンスターゾーンを立てて閃刀魔法を封じる壊獣が苦手。こちらは自ターンであればエリアゼロやリンク2以上のリンク素材などでなるべく処理しておきたい。
戦術面だと攻撃力1500のリンク1モンスターが主体となる為ライフカットが遅いのも弱点。テーマカードのみでのワンショットキル自体は可能になっているが条件は厳しい。
余談
- 名前の由来は「戦闘機」だと思われる。レイやロゼ、ジークなどから「零式艦上戦闘機」がモデルと推察される。
関連イラスト
「閃刀姫」モンスター
効果モンスター
レベル4
リンクモンスター
リンク1
補足:敵陣殲滅型「閃滅」の閃刀姫－レイ
補足:拠点防衛型「刀衛」の閃刀姫－レイ
