概要
『電撃マオウ』にて連載中の『ガンスリンガーストラトス』のコミカライズ作品。
2015年10月現在、単行本第1巻が発売されている。
原作・森瀬繚
作画・彼岸ロージ
あらすじ
時に西暦211X年。
人ならぬ異形の生命体〈アノマリー〉の侵攻を前に総人口の80%以上を喪った人類は、各地で絶望的な戦いを強いられていた。(中略)
これは人の形をした機械を駆り、人ならぬ怪物と戦う少年たちの運命を描く物語であるーー
(第1話『巨人たちの戦い〈ギガントマキア〉』より)
登場人物
日本連邦軍に関わる人物
※コールサインは"(名前)"で記述
ジョナサン・サイズモア
大型機動猟兵・ガグのメインパイロットであり、本作における第1の主人公。
コールサインは"リトルジョン"だが、その名前で呼ばれることを嫌がるので基本的には本名(ジョナサン)で呼ばれることが多い。本人もよく"マックス"以外の他者は本名で呼んでいる。
"マックス"
大型機動猟兵・ガグのコ・パイロット。本作におけるもう一人の主人公。ジョナサンの相棒であり幼馴染。
一人称は「オレ」であり、高い位置で結ったピンク色の髪と緑の目が特徴的。基本的にはクールさを装っているが、ジョナサンと共にいると高確率でツッコミ担当と化し表情豊かになる。
『最速〈マキシマム〉』のコールサインの由来はかつてユーラシア・エアレースの史上最年少チャンピオンとなったことからだと推測され、本名は第4話『ライジング!』にて明かされるが、その意図は……。
ジョナサンより年下だが、本人曰く「オレが兄貴分で、アイツ(ジョナサン)が弟分」。
レミー・オードナー(フロンティアS)
本作における3人目の主人公にして異能力者〈パラノーマル〉。
ブライアン・オードナー博士の時空転移の実験が失敗した結果、フロンティアSの彼が日本連邦に転移しジョナサンたちに拾われたことで物語が動き始めることとなる。
与えられたコールサインは"妖精〈ロビン〉"であり、"マックス"や"ホークアイ"など一部からは『妖精さん』と呼ばれている。
アニメと同じく風澄徹のことは『徹兄さん』と呼び、異能力者であるにも関わらず拒絶せずにバスティアンに迎え入れてくれた彼のことを慕っている。日本連邦における風澄徹のことを気にしている模様。
アーロン・バロウズ
コールサインは"グレイハウンド"、階級は大尉。
戦艦〈九頭龍〉においては作戦司令官〈コマンダー〉でもある。
他の世界と同じく第一線で戦うジョナサンたちのことは気にかけており、真加部主水の弟子である。
余談だが、作画担当の彼岸ロージ氏は彼の相当なファンである為、かなり気合いを入れて描かれている……ような気がする。
リューシャ
コールサインは"ホークアイ"。(原作者の森瀬氏による由来はこちら)
"リトルジョン"、"マックス"などのコールサインの名付け親であり、レミーの尋問なども担当していた。
他世界と同じく両足を失っているが、更にテロによるものだということが発覚している。
シャクティ・セン
本作のオリジナルキャラクター。
シュリニヴァーサ・センの姉。
本人曰く第108特務小隊に随伴する研究班の主任であり、医者の真似事のようなこともやっている。
この世界において弟の方は行方不明であり、生死すら分からないようだが…。
片桐インダストリーに関わる人物
片桐鏡磨
片桐インダストリー重役。空中戦艦〈九頭龍〉及び第108特務小隊のスポンサーをやっている。以前には連邦軍でパイロットをしていたが、正規の軍人ではない模様。
本編では常に目の隠れるサングラスをしており、左腕の一部を失っている。ジョナサンからは「(鏡華から)聞いてた感じと違う」と言われていた。
片桐鏡華
片桐鏡磨の妹であり、ユーラシア・エアレースの片桐インダストリー・ワークスチーム〈シャーウッド〉の監督をしていた。ジョナサンと"マックス"のプライベートチーム〈キャッツ・クレイドル〉を「ウチのマシンで飛んでみない?」スカウトしにしづねの止めるのも聞かずに彼らのガレージに突撃。
初登場時点で死亡が確認されていたが、その後(本編の2年前)、アノマリーの侵攻が始まったことが原因であることが判明している。
竜胆しづね
片桐インダストリーの重役付秘書。
髪型は一見第十七極東帝都管理区の彼女と同じように見えるが、ツインテールではなく、簪で止めている。
とある事情により、本編では基本的に目が死んでいる。回想とフロンティアSでは普通。
竜胆オリカ
片桐インダストリー調査室所属、竜胆しづねの姉。
連邦世界においてはオルガ・ジェンテインではなく本名で通っている模様。
とある調査を任せられている。
草陰稜
コールサインは"ファルコン"。同じく片桐インダストリー調査室所属。
連邦においてはジョナサン、"マックス"の幼馴染。地面に届く程の長髪をポニーテールにしているのが特徴的。マフラー、ニンジャキャラは健在。