射程と命中精度が駄目なSVD
さてロシア(旧ソビエト)の狙撃銃と言えばSVDであるが・・・やはり自動式の為、命中精度が低いとか射程が短いと言った問題があった。まあ中距離支援目的で作ったから遠距離狙撃に向いていないんだけどね。
ソ連解体後、ロシア軍は今までとは違う戦闘に直面、それは市街地や平原ではない草木が生い茂る山岳戦であった。敵は山の上から撃ってきておりこれを排除する為、狙撃をするも射程と命中精度の問題から排除に時間がかかり、一部のスペツナズはモシン・ナガンという骨董品を持ち出すまだだった。これはまずいと思った軍上層部は射程が長く・命中精度のいい狙撃銃を自国の銃器メーカーに求め、それにこたえる形でイジェマッシュが開発したのがこのSV-98である。
高い性能
SV-98はボルトアクションを採用し、照準器も新設計の物を使用するなどしている。今までのSVDと比べ射程が伸び、命中精度も向上した。大量生産向けではない為、配備は一部部隊にとどまっている。
バリエーション
- SV-99:.22LR弾モデル
- SV338M:.338 Lapua Magnumモデル近代化改修型
- Record-338:SV338Mの民間型