概要
ロシア連邦の持つ特殊部隊の「総称」。つまりグリーンベレー、SEALS等の一特殊部隊の名称を指しているわけではない。つまり「ロシアの特殊部隊」=「スペツナズ」である。ロシアのために暗躍し、我々の知らないところで汚れ仕事をも請け負っている。
一般にはロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)の持つ特殊部隊の事を指す。
ロシア連邦保安庁 (FSB)所属のアルファ部隊やヴィンペル部隊、ロシア内務省所属の特別任務民警支隊(ОМОН)、ロシア対外情報庁(SVR)所属のザスローン部隊が有名である。
スペツナズは西側では非合法な特訓を行っており、その特性から西側諸国の多くは恐怖やロシアの行動が良く解らないとまで言われている。
しかも西側諸国の特殊部隊と異なり、金で転ばない・・・と言われていたが、後述するウクライナ侵攻において商店を襲っては金品を漁る姿が多数でまわってしまった。腹が減ってはなんとやらです、同志!
因みにスペツナズはロシア語でспецназと表記する。
なお、創設はソ連時代にまでさかのぼり、ソ連のアフガニスタン侵攻において活躍。ソ連崩壊時は一部のスペツナズがウクライナとベラルーシに移管され、現在も特殊部隊として残存している。
もちろんウクライナ侵攻にも駆り出された訳だが、2023年時点で以前の1/7の隊員しか残っていないという報道が多数ある。この原因として、侵攻前、空港を占領する部隊が包囲殲滅させられたことや、手練れの特殊部隊であるのにかかわらず侵攻初期から最前線に送られたこと、戦争が長引くに連れ物資が枯渇したことなどが挙げられる。
スペツナズナイフ
只のバヨネットナイフじゃねぇよ。
コレはナイフとして使う、というより銃を携行しにくい又は使えない場所において使う撃つナイフである。このナイフ、刃の柄に強力なスプリングが仕込んであるためボタンを押すことでナイフの刃が飛ぶのである。しかも有効射程30m~50mだというのだから恐ろしい。主に要人暗殺などに使ったらしい。
システマ
スペツナズの特訓と言えば、システマを始めとする格闘技である。
彼らはこの様な特訓を行う事で他国を恐れさせる事に成功している。
システマ以外にも西側諸国ではブラック企業と思われかねない程の凄い特訓も多く、何れも西側諸国から恐れかけている。