海洋や河川などから隠密に敵地に侵入したり、敵艦船や港湾施設などに対して破壊工作を行う兵士。
特に、ボートやシュノーケルなどではなく酸素ボンベや水中スクーターなどを用いて水中を移動する能力がある兵士を指す。
Pixiv以外では「フロッグマン(Frogman)」や「水中工作員」のほうが通じやすいのだが、Pixiv内では「フロッグマン」は様々な内容の作品に使われているため、このタグが用いられている。
他方、Googleで「ミリタリーダイバー」と検索しても腕時計しか出てこない…
概要
従事する作戦が特に隠密性を重要視される作戦となるうえに、特殊な技能が多く求められるため特殊部隊でも特に精鋭かつ機密性が高い存在である。
水中を移動するため潜水士、特にボンベを使用するスクーバダイビングの能力が必要である。
また、水中を移動しなければならないので装備の量は非常に多くなる一方で戦闘に使用するための装備の量は極めて限定的で割り切ることが必要となる。
大日本帝国海軍の「伏龍」もある意味ミリタリーダイバーではある…
後継組織の海上自衛隊では、太平洋戦争中に敷設された海中の機雷や不発弾を処理する水中処分員(EOD)の育成を急いでいたが、アメリカ海軍では当初EOD課程に外国人留学生を受け入れていなかったため、かわりにミリタリーダイバーを養成するUDTra課程(SEALsの選抜訓練の前身にあたる)に1957年より留学生を派遣していた。……のだが、1964年よりEOD課程への留学生受け入れが開始され、UDTra課程への派遣は行われなくなり、現在は本格的なミリタリーダイバーがいるのか不明。
だが恐らくは海自特殊部隊SBUに居ると思われる。