概要
2010年4月号から8月号までコロコロコミックにて連載された作品で、コロコロにしては珍しく、戦国時代を題材にしている。
作者はてしろぎたかし、単行本は全1巻。
登場人物
- ガチ丸
- 主人公。父の遺志を継ぎ、天下を取る為、旅にでる。因みに彼は魔導水(おちみず)を飲み、鋼鉄の肉体を手に入れている。ハリセンが武器。
- じいや
- ガチ丸の成長を見守る家臣。
- ゴエモン
- ノブナガ
- 第1話でガチ丸が出会った謎の人物。物語が打ち切りになった為、最後まで謎が明かされることはなかった。
- シンゲン武田
- 最終回にて登場。ガチ丸がゴエモンと共に彼に立ち向かう場面で本作は打ち切られてしまった。
- D.マサムネ
- 猛獣を飼い慣らしている、隻眼の武将。予告編のみ登場。
- 暗黒粒子ケンシン
- 体を細かい粒子の様に変化させる能力を持つ武将。予告編のみ登場。
突然の打ち切り
本作はストーリーもキャラも良いのに、僅か五回で打ち切りになってしまい、予告編や扉絵に出ていた武将の殆どがお蔵入りになってしまった。
やはり今のコロコロを読んでいる子供たちには、この手の作品はとっつきにくかったかも知れない。
1990年代~2000年代初頭辺りに連載されていたら、読者の年齢層もやや高めだったので、打ち切られずに済んだのかも知れない。
とはいえ、根強いファンがいる事も確かである。
本作や超ガッコウ伝ガット!!、マスカレードを打ち切った編集部のやり方に対し、激しい怒りを感じた読者もいたのではないだろうか?