CV.関俊彦
人物
ロンドンステージに登場するエネミー。西の山の古城に住む吸血鬼であり女性達を吸血美女にして血を集めさせ、太陽の下を歩けるようになろうと狙った。
自身が襲った男性は自分の糧に、女性は吸血鬼にして自身の力となる血を集めさせている。
動向
初登場は23話。シルエットだけ登場していたが南の街で流行っている原因不明の眠り病が吸血鬼化した影響によるもの(吸血鬼は陽の光に弱く、昼間は棺桶などの暗闇で眠り夜に活動する。おそらくその影響でずっと眠っているように思われていた)だと判明し、原因がドラキュラそのものの仕業だと発覚する。
24話では近くの村を襲って人々の血を吸っており、駆けつけた逃走者達と対峙し偶然目をつけた西洞院ルナの血を吸おうとしていた。魔除けとなるイースターエッグやウォークライを発動させたトムラ颯也、自身の心臓を杭で貫こうとしたシグマ・レッドウィングとランゴ・メイザーの攻撃も容易く躱していたが、偶然射し込んできた太陽の光に怯みこれ以上踏み込まないと悟ると自らの血から創り出した怪物ファントムにその場を任せ自分は蝙蝠の姿となって城へ一時撤退する羽目になる。
25話では逃走者達が城に潜入してきたことに気付き、吸血美女を使って(ハンターから逃げる為に屋根に避難していた)パンナ・ラヴ、リリィ・ボーンを襲わせた(一緒にいたミカ・ルルーシュはシグマに助けられて難を逃れている)。
颯也達が自身の元に駆けつけた時には鞭で彼らを始末しようとしたが、マックス・メージャーが放った弾に怯んだ隙に颯也によってトドメを刺された。
・・・かに思えたが、全く攻撃は効いておらず自身に襲いかかってきた颯也を吹き飛ばして体に負った傷を無くすと仕切り直しとばかりに颯也と互角の戦いを繰り広げる。加勢したシグマとマックス警部を魔力で吹き飛ばすと吸血美女達が集めた血で更にパワーアップして2人に襲い掛かるが、ジョン・ドゥーがある事に気付いて弱点を見抜かれ正体を現す。
赤い甲冑に身を包み、自身を滅ぼす手段である槍を高所に投げつけ取れないようにしたがウォークライを発動させた2人の連携プレーには敵わず心臓を貫かれて撃破。元の姿に戻るとそのままマックス警部によって逮捕された。
なお、血を吸われたり吸血鬼化していた人々はドラキュラ撃破時に元に戻っている。
正体(ネタバレ注意!)
真の弱点は階段に飾られている自身の絵であり、そこに本体を隠していた。その為、槍を投げられた時はしゃがんで回避している。
颯也達が対峙した方は依代であり、その中に自身が集めた血を蓄えていた。真実を見抜かれた時は絵の中から出てきて依代の方から血を集めパワーアップしていた。
また、ドラキュラを倒す為の正しい武器は槍であり(それ以外は効かない)、ドラキュラが創り出したファントムも倒せる。